自衛隊は市街戦を戦えるか(新潮新書)

自衛隊は市街戦を戦えるか(新潮新書)

880円 (税込)

4pt

3.7

陸上自衛隊といえば総合火力演習。榴弾(りゅうだん)砲に迫撃砲、戦車がハデに撃ちまくる――だが、それで日本を守れるのか。サイバー戦に情報戦が加わった「新しい戦争」の時代、主戦場となるのは市街地ではないのか。「時代錯誤の突撃訓練」「独自の文化・銃剣道」「銃の取り扱い方も知らない隊員たち」……陸上自衛隊で作戦・教育訓練にたずさわり、「最強の部隊」を追求した元幹部が初めて明かす組織の内情と未来への提言。

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自衛隊は市街戦を戦えるか(新潮新書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    標題がまちがっていたな。「自衛隊は市街背を闘えるか」ではなく、「自衛隊は、現代戦を闘えるか」であるべきだし、あるいは「第40連隊の栄光と挫折」であるべきだったかもしれない。

    まあ、著者が5章までかけて指摘した問題点と、6章で(一時的に)改善した事例が元の木阿弥になったそのままであるとは思わないが、

    0
    2021年05月08日

    Posted by ブクログ

    ●引用、→感想

    ●せっかく訓練を改善して実戦で力を発揮できるようになりたいと意見を具申しても、全く取り合ってもらえない状態が続くと、隊員はモチベーションを失います。最低限の力を消費するだけで済む、受け身で流す訓練をやるように変化してしまいます。
    ●プロ野球やサッカーチームでは、いくら有名で有能な選

    0
    2022年03月05日

    Posted by ブクログ

    全く、市街戦の訓練を行っていなかったことに驚いたし、こんなに勝手が違うもんだってことにも驚いた。言われてみりゃその通りかと思う。
    陸上自衛隊はやっぱり官僚組織なんだな。
    冷戦後、目的のなくなった隊がどの様に訓練していくのか、それ自体が曖昧になっていたり、意味のない突撃、出世していくための、意味のない

    0
    2021年09月18日

    Posted by ブクログ

    現代のハイブリッド戦への移行を2014年のロシア軍によるウクライナ侵攻を例に挙げて説明する第一章が面白かった。

    戦いの形が変われば求められる能力や練兵の形も当然変わる。しかし、冷戦終了後に戦う相手を失い、何のために準備するのかその目標を失う中で、ハートブレイクリッジで描かれているようなシナリオあり

    0
    2020年11月29日

    Posted by ブクログ

    愛される自衛隊とは何か、そして自衛隊の本分とはなにか?
    世界各地で紛争・.テロが蔓延している中、自衛隊に求められているものは、やはり国権の発動としての武力。
    国民を守る自衛力としての戦闘能力。

    元自衛隊幹部として、日本の自衛隊に不足している点を厳しく指摘し、愛されて真に頼れる自衛隊として生まれ変わ

    0
    2020年10月06日

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