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「政治部」は、聞くべきことを聞いているのか。斬り込む質問もなく、会見時間や質問数が制限されようと、オフレコ取材と称して政治家と「メシ」を共にする姿に多くの批判が集まる。記者は「共犯者」であってはならない。政治取材の現場を知る筆者が、旧態依然とした体質に警鐘を鳴らす。
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Posted by ブクログ
ネットのニュースがいまイチ信頼できない中、権力者にヘイコラするのが歴然たるNHKほかのテレビはほとんど信用できず、新聞の中でもよりベターと思える朝日新聞を購読している。正直なところ期待が裏切られることも多いし経営陣は軽蔑の対象だが、南彰や三浦英之らがいるから金を払う。 心あるジャーナリストが連携する...続きを読むことをほんとに願っている。心の底から。
★政治部に限らない★情報源と人々をつないでいたのは、かつてはマスメディアだけだった。ネットの広がりにより、個人でもソースを確認しSNSなどを通じて訴えることができるようになった。その流れにあるもので、政治部だけでなくマスメディア全般に不信が広がっている。 これとは別に権力側も自前の発信ルートを持ち...続きを読む、独善を強めている。トヨタも自分の言いたいことだけ伝えるメディアに力を入れる。メディアの役割は権力の監視というが、これまでは情報の流通の独占という収益源があったからこそ多少なりともそんな立ち位置を取れた。お金がない人は理想論は語れなくなる。 ファクトチェックなども増えているが、どうしても知りたいことしか耳にしない人が増えていくのは避けられない。AIでニュースを勧められると、関係のない情報が入ってこなくなる。
大手マスコミ政治部。政治家に張り付いて取材するやり方が権力との癒着を生むという問題が、安倍政権時代からいよいよ世間の批判を集めるようになった。この書籍を読んでいる最中に、共同通信元論説副委員長の柿崎明二氏が菅首相の補佐官に転職というニュースがあった。彼もまた、本書で指摘されるような、共同通信東京本社...続きを読む政治部出身の記者である。マスコミがマスゴミと呼ばれる所以であり、権力の監視はフリージャーナリストと一般国民の仕事になりつつある事が本書を読んで一層認識された。
ほんと期待できないメディアだけど 9月から政治部に戻った南さんをはじめ東京新聞の望月さんなど期待している人もいる。 なんとか団結してほしい。 そして共犯者ではなくとにかく国民のほうをちゃんと見てほしい。
忖度や圧力、政権が悪いという結論ありきの一冊。メディアが内部で解決すべき問題を他に責任転嫁しているように思える。 筆者の経歴と出版社から、ほぼ予想通りの展開の本。問題提起は良いが結局政権が悪いだけのアベガーの意見。 東京新聞の女性記者が質問させてもらえないことも述べているが一社一記者なら社内で解...続きを読む決すべきだし、質問というより持論の押し付けなので仕方ないだろう。女性だからという被害妄想もある。 記者クラブが問題なら朝日新聞自ら脱会するなど模範を示してほしいものだ。
団結して対峙するためのはずの記者クラブであるが、メディア相互の対立を権力側に利用される。せっかく記者会見会場にいるのにパソコンにメモ打ちするだけ。後から映像を見返せるのに。子育てとの両立を不可にする夜討ち・朝駆けの根性論。セクハラ・パワハラが当たり前の文化。マスメディア、取り分け政治部の問題は根深い...続きを読む。「変われる可能性を信じている」と本編が閉じられる。マスゴミと切り捨てるのは大手メディアの没落を望むもの。だが、問題は大手メディア内部のものではない。知る権利は我々のもの。報道を正常化するの我々の課題だ。
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