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埋もれがちな教育現場での性犯罪──かたくなに事実を認めようとしない学校、周囲からの誹謗中傷、弁護士からの揺さぶり……。苦悩しながらも声を上げ続けた被害者家族の記録から、性犯罪に対する社会の構造的課題が浮かび上がる。
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Posted by ブクログ
こんなにも読むのが辛い本は初めてだ こんなにも自分が怒る事ができるんだと初めて知った 読み進めるうちに明らかに体調が悪くなっているのを自覚する程である とういことは実際の被害や二次被害に会われた当事者のそれは図り知ることができない 読んだらフラッシュバックを引き起こすかもしれないが、かといって隠...続きを読むすのではなく、同じような事件が起きない為にも多くの人の目に触れて欲しいとも思う 学校や教育委員会の隠蔽体質には怒りしかない 当人以外の親御さんが自分の子供が通う学校の評価が下がることへの拒否感がわからないではないが もしかしたら被害者は自分の子供であったかもしれないと想像してみたなら同じ反応で済ませただろうかと尋ねてみたい 被害者とその家族が孤立させられ引っ越しや通院 さらには転校まで追い込まれるとか、こんな社会 狂ってるとしか思えない 刑事訴訟での判決が見えた瞬間に本を閉じ フラフラと辺りを歩き続けた 衝撃だったしこの国が嫌いになった
知的障害児に対する性暴力 「聖者の行進」思い出す 再交付できる現行制度のおかしさ 一審無罪の無情さ 再審での逆転一部有罪 やってると思うけど証明できないから無罪って 社会的にはガッツリ有罪だと思うんだけど 強調するのは「無罪」だけ。 はしょりすぎやろ。
読むのが辛い本だった。自分の子どもに同じようなことが起こったら自分はどうするだろうか、と考えながら読み続けた。教師からの性暴力と関係者の非誠実な対応によって、本人と家族が何年も裁判で戦い苦しみ続けている姿に胸が潰れる思いがした。教育現場も過重労働と人材不足で疲弊しており、子どもに寄り添う余裕がないこ...続きを読むとも背景にあるのではないかと考えた。 しかしそれ以前に、障害を持つ子を定型発達の子どもとは異なる「劣った存在」としてみなすこの社会の差別意識が問題の根幹にあるのだろう。この本を読んでから、「こうした状況をどうにか変えたい。自分には何ができるか」と考え続けている。
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黙殺される教師の「性暴力」
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南彰
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