日本人と山の宗教

日本人と山の宗教

1,045円 (税込)

5pt

4.0

日本各地には「霊山」と呼ばれる、信仰の対象になっている山が数多くあります。そしてその山を信仰を対象とする、仏教とも神道ともつかない独特の宗教体系が、それぞれの地域で発展してきました。その形態は世界の宗教誌においても非常にユニークな位置を占めています。近年「山ガール」という新語まで誕生したように、日本人の山への愛着には非常に深いものがあります。しかしなぜ、日本人はこんなにも山が好きなのでしょうか、そのルーツはどこにあるのでしょうか? 本書は、日本人と山の「つきあい」の歴史をこれまでにない視点から辿る、ユニークな「山と人との宗教誌」です。

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日本人と山の宗教 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分がたまに楽しんでいる低山の山道を歩きながら、同行の仲間と、どうしてこの道が出来たのだろう?誰が作ったんだろう?という会話をなんとなくしています。ケモノ道だったところに修験道の行者が通ったり、山窩の人たちが通ったり、林業のために整備されたり、みたいなことかな、と想像して、いつもはそれで終わり。でも

    0
    2020年11月29日

    Posted by ブクログ

    ずっと気になってる修験のこと。
    この本では歴史的な概略が一望できる。
    その初期から中央と結びついていたこと、
    信徒をガイドする特権、
    地元との関係、
    南北朝の頃はすっかり武士のようだったこと、
    権力とかなり近い関係があったこと、
    などなど。
    だけど実のところその始まりから「それツァムやん」としか思え

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    序章
    第1章  山の宗教の原像
    第2章  山の宗教の変質
    第3章  山の宗教と中世王権
    第4章  山の宗教の裾野のひろがり
    第5章  山の宗教の変質と近代化
    終章

    <内容>
    最初の部分は原初的な山の信仰から始まり、仏教と絡みながら、修験道が展開していった辺りはわかった。その後、熊野詣と院

    0
    2020年09月07日

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