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京博を100倍楽しめるマンガエッセイ!
京都に生まれ育った著者が、京都国立博物館(略して京博) を丸ごと深掘りする、という斬新な一冊。
第1章は、京博の敷地と建物の話。京博は方広寺の大仏殿の旧境内に位置し、そこには奈良の大仏より大きな大仏があったこと、今でも発掘調査が続けられており、地下からは大仏殿の屋根瓦が発掘されているという話。さらに、京博のシンボル煉瓦造りの建物「明治古都館」の装飾技法についてや、東の庭にある謎めいた石仏群の話など、ツウな話題が次から次へと描かれます。非公開の書庫の内部も詳しく描かれ、京博にいかに多くの歴史的書物や資料が保管されているかを教えてくれます。
第2章は、京博で働く人々を深堀り。博物館には「衛士」という職名があり、警備や展示作品の監視をしていること、館内の電気や空調機を監視する環境整備係の日常や、展覧会の企画などを行う学芸部企画室のハードなスケジュールなどが働く人々にスポットを当てます。
第3章では、非公開の文化財保存修理所の仕事に迫ります。日頃知ることができない貴重な内容ばかり。
文庫化にあたって加筆された「グレりんコラム」「特別ふろくまんが」も必読。京博と周辺散策に必携の一冊です。
(底本 2023年11月発売作品)
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2024年02月27日
京都駅で深夜バスを待つ間に読もうとたまたま購入したが、京博行かずに後悔(しかも、三十三間堂拝観に間に合わず、がっくりして素通り…)。
人類学海外考古専門の自分には、研究、展示、保存科学、修復、ミュージアムグッズ企画、どれをとっても面白く、語り口やふとした感想も良かった。
東博バージョンも作って欲しい...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月06日
京都国立博物館のWEBに連載されていた漫画エッセイをまとめた本。
京都国立博物館では、通常みることのできない裏方の仕事にスポットをあてたもので、我々が見ている博物館の展示や展示品が、どれだけの多くの人達の力で成り立っているのががわかる。
文化財が今に伝わっているのは、これまでの先人たちの努力が...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月21日
美術館に比べるとあまり足を運ばない
京都国立博物館、略して京博。
そこのウェブサイトで連載されていた
エッセイを文庫にまとめたもの。
番子さんのカッチリした絵もいいけど
(『博物館ななめ歩き』)
グレさんのフリーハンドで味のある絵で
語られる京博の見どころ案内がまた楽しい。
特に後半の「文化財修...続きを読む
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