音速の刃

音速の刃

2,000円 (税込)

10pt

4.0

「航空機の事故には必ずウラがある」
社運を賭けてビジネスジェットの開発に挑むプロフェッショナルたちの挑戦を描く航空ミステリーの傑作!

航空機メーカー四星工業の技術者・沢本は、元同僚の倉崎の「航空機事故には必ず、発表できないウラがある」という言葉を重く受け止めていた。
かつてのオスプレイの墜落事故なども含めて、過去の事故原因は、いつも謎のままだ――という。

このとき、四星工業は社運をかけて、同社初となる民間航空機の開発に乗り出していた。
ところが四星工業の稼ぎ頭である戦闘機部門の実験中に機体が墜落し、パイロット一人が死亡。
すぐさま事故原因が発表されたが、規事業は暗礁に乗り上げてしまう。
航空機事故の裏側に隠された「真実」に、沢本が迫る。
彼女は四星工業の窮地を救えるのか。

四星工業航空機の設計者である著者が、「航空機事故の原因」というタブーに挑んだ傑作ミステリー。

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音速の刃 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    航空事故には必ず裏がある!官は不都合な事は発表しない。四星工業が官だけに頼らず、民間向けのリージョナルジェット開発に着手。開発に若手が抜擢。しかし、社内で行手を阻む様々な事を、このようなやり方で排除するというのは、普通あり得ない。最後の幕引きもどうかと思うが…

    0
    2020年07月18日

    Posted by ブクログ

    航空機に関する知識は詳しいと思います。
    ミステリーとしては物語のラストがもう少し何とかならないかと思います。
    極端過ぎですね。

    0
    2022年05月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本に書かれている粗筋と内容がだいぶ違う印象なのだけど、自衛隊機開発と、民間小型旅客機の開発を手がける企業内の争いと罠とかの話。でも、それはどうでもいい感じ。
    むしろ、周辺の最新航空技術の話が面白くて読み入ってしまう。

    0
    2020年10月01日

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