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新選組屈指の剣術の技量を持ち、組長として幕末の京都を取り締まる。また御陵衛士に潜入するなど、間者としても活躍。さらに隊長として会津で戦い、明治維新以後は、警察官として西南戦争に従軍するなど、幕末・明治・大正を生き、戦いに明け暮れた斎藤一。しかし、その出自や活躍については、虚実入り交じり、新選組隊士の中でも謎の多い人物とされていた。本書では、その謎につつまれた剣客の生涯をさまざまな資料をもとに綿密な考証を行い、明らかにする。斎藤一とは、いったいどのような人物だったのか? また、なぜ落城寸前の会津に残り、降伏後、会津藩士とともに斗南に向かったのか? 試衛館時代、新選組加盟、長州間者の刺殺、池田屋事件、天満屋事件、鳥羽・伏見の戦い、会津戦争、西南戦争、そして晩年、斎藤一のすべてがこの一冊でわかる。
...続きを読むPosted by ブクログ 2017年02月11日
新撰組の組長であった、斎藤一の生涯を書いた本。
昔の文献の文章をそのまま引用している部分が結構あるので、古語がわからないと少し読みづらいかもしれない。
主に新撰組にいた時代のことが中心。
しかし、斎藤一のことを中心に書かれているから、他の人物が雑w
ちょっと待ってw
山南敬助はなんでいきなり切腹...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月06日
藤堂平助の流れで読みかけたままにしていた斎籐一を再読。
中断していた理由は、斎籐はまだ亡くなって満100年、若くして命を落とした隊士に比べれば子孫や縁者の記述の信憑性は高い。
本書では以前の史記や小説に描かれた斎籐の逸話を抜粋し、斎籐の縁故深い人物の取材や参考文献を元に反故にしていくスタイル。
好き...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月27日
ほとんどが「この事件に関してのはじめちゃんの記述はない」みたいな謎多き男。さすがです。
しかしそんな中でも著者の方が必死で探して(?)、いろいろとはじめちゃん情報が載ってます。
…「新選組!」が見直したくなる。三谷さんがちゃんと史実に合わせて書いてるんだなってのがこの本を読んで改めて分かった。さすが...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月29日
会津で読みたかった、だがしかし会津にはまだ売っていなかった。
タイトルの割に斎藤一情報はあまり?記録がないんだからしょうがないのか。
しかしながらの自分的新事実。
・斎藤さんの実家とつねさんの実家がご近所だったかも
・身長170センチかそれ以上。デカい。
・試衛館加入は藤堂原田より早い。しかも天然理...続きを読む
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