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所はハーフォードシア。ベネット家には五人の娘がいる。その近所に、独身の資産家ビングリーが引越してきた。彼は美しくすなおな長女ジェーンに惹かれ、その友人ダーシーは聡明で溌刺とした次女エリザベスを好ましく思うが……。のどかな「田舎の村の家庭生活の絵」の中に、オースティン一流の精緻な人間観察とユーモアが光る。
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Posted by ブクログ
高慢と偏見、登場人物が多くて、それぞれの性格や人間関係も多種多彩なので、上巻の内容をしっかりと記憶しているうちに下巻も読んだほうが、楽しさはきっと倍増します。高慢と偏見でお互い誤解しあっている男女が最終的には結ばれる、その過程が本当に楽しいです。高慢と偏見、もちろん時代背景は現代とは違うけれど、現代...続きを読むの人が読んでもこんなに楽しめるなんて。それが普及の名作と呼ばれるゆえんでしょうか。原題は、Pride and Prejudice、これを高慢と偏見と日本語訳した人は素敵な感覚の持ち主だと思います。
古典恋愛文学! お互いが気にしているうちに好きになっていく様子がとてもかわいい。 再度ダーシー氏が現れてからの、互いに様子を伺っている状態も、ふたりがうまくいってどんどん仲良くなっていく様子も、どきどきしながら見守った。台詞の遠回しすぎるくらいの言葉の選び方は、恐らくもっと意訳してもよかった部分であ...続きを読むり、賛否両論ありそうだが、溢れる想いを押しとどめながら言葉を選びえらび伝えたいという気持ちが表現されているようにも感じられて、盛り上がった。 ジェーンとビングリー氏は他人の意見に左右されすぎ。それだけ互いに気を遣ってしまう優しいふたりだということなのでしょう。 21歳の処女作だということにびっくり。 映画は役者も映像もきれいで、とても良かった。
解説にもある通り、本書では登場人物の諸性格が実に明確に書き分けられていて、そのことが大きな展開のない本作を駆動する仕組みになっている。 それ故、ある種の小説にあるような、登場人物が著者の手を離れて語り出すような感覚はなく、あくまでも著者の想定した通りに登場人物が語らされている、という感じを受けなくも...続きを読むないが、そこはそれ。登場人物に含みのある行動をとらせ、後半に以前の行動の真意を語らせる、というミステリーのような手法をとることでバランスをとっている。 ともあれ、写実的小説としてはかなりの傑作だと思う。
ジェーン・オースティンがめっちゃ好きになった本。 ぜひ20代の女性には一度は読んでほしい。 ロマンスがぎっしりつまってます☆
上からの続き。 友達と話している最中に判明しました。 私、"恋に思想がないのが嫌なのよ。"らしいです。 これ明言じゃない? オースティンの小説は確かに、わくわくどきどきする、というものではありませんが、 ひとりひとりの人物が文章から浮き上がってくるような印象があります。 登場人物...続きを読むを生かすということにかけて、本当に素晴らしい作品だったと思います。
ところでキーラ・ナイトレイ主演のプライド&プレジュディスについて、ぼくはベネット家で一番美人のはずのジェーンよりもエリザベスのほうが明らかに美人だと信じてやみません。
1813年に出版されたが、執筆されたのは1796年、作者が21歳の頃だったようだ。 この作品はずっと昔どこかで読んだ記憶があるのだが、昨年『マンスフィールド・パーク』を読んでとても面白かったので、再読したのである。 ジェーン・オースティンは彼女自身が育った環境、イギリスの田舎に住む「中の上」く...続きを読むらいの階級の、平凡な家庭生活の日常ばかりを書いたのだが、人間観察・描写が優れているため、このような凡庸な生活風景が面白い小説として結晶した。 現在我々が彼女の小説を読む際の面白さは、人間描写の他に、「当時のイギリスの社交界ではどうしてこんな変なマナーに全員縛られていたのだろう?」といった、人類学的な興味にもある。 それにしても、今回は読んでいて、「ほんとにヒマな人たちだなあ」と感嘆した。 この中の上くらいの階級も世襲で獲得した土地の所有権のおかげで、下層の農民らから搾取しつづけ、不労所得によって贅沢な暮らしをしていたわけだ。彼らはあまりにもヒマなので、天気の良い日は毎日散歩ばかりしている。 働かないでも暮らしていけるなんて羨ましいけれども、こんなに社交界の世間がうるさくていちいち作法に縛られるというのも疲れそうである。 本作は主人公エリザベスと、「高慢な男」ダーシー氏との恋愛のなりゆきが中心テーマであるが、その過程もなかなか楽しく、凡庸な生活もこうしたささやかな悲喜劇に満ちているのだなという感想が湧く。
少し読みにくい翻訳だが、それを勘案しても読みやすい古典恋愛小説だなと感じた。それだけ原文が読みやすいストーリーになっているのだろう。 ベネット夫人がもはや狂気に見えるけど、何故ヨーロッパの古典文学作品には頻繁にヒステリーおばさんが出てくるのだろう。
最後はハッピーエンド。エリザベスはいつ、ダーシーの愛を受け入れられたのだろうか?という事は微妙にわからない。リディアの結婚を機なのか?バーグ夫人とのやりとりで、自分の心の変化に気づいたのだろうか? この心の描写はいいも悪いも普段我々の中に潜む些細なことではあるがそれを文体に誤解なく描ける表現力は恋愛...続きを読む小説としての域を遥かに超えている。
あぁ、面白かった。翻訳が古くわかりにくい部分があるけれど、事前に比較サイトで見て、訳者の色や個性が少ないから選んだので、仕方ないです。 でも、わかにくさを超えて続きをぐいぐい読ませ、じりじりと最後まで楽しませてもらいました。
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高慢と偏見
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富田彬
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