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職場での行き違いや、家庭での夫婦の仲違いが起こる前に、男女のコミュニケーション・ストレスが生まれている。「正しいのは、客観的に判断できる僕」「正しいのは、相手の気持ちに寄り添える私」……。男女の脳のあり方に起因する「感性の呪縛」を乗り越えるには、本書で紹介する四つの共感テクニックや、男性に話しかけるときの3秒ルールといった知恵が効果的。さらに「タスク・イーブン」ではなく「ストレス・イーブン」(することではなく、ストレスを等分する)という新たな発想も提案。職場でも夫婦間でも、友人・恋人関係でも極めて有効な、男女コミュニケーションの教科書。 「ヒトの脳には『感性の呪縛』があり、どうしたって、自分が正しく、相手が愚かに見えるようにできている。(中略)それが、男女理解を阻むのである。私がまさか『感性の呪縛』を乗り越えられたのは、人工知能に人間のありようを教える手法を研究していたからだ(「はじめに」より)」
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年09月23日
黒川さんのお話しをもっと早くに知っておきたかった。 のが今の私の本音です。
サラリーマンなどの組織社会は仰るように男性の中心の世界で「ゴール指向問題解決型」であることは揺るぎありません。
然しながら、仕事を一緒にしている女性が男性にありがちな、とっさの反応をしたときの違和感や、信頼感のモヤモヤがすっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月13日
『女の機嫌の直し方』とほぼ同内容だが、男性脳=ゴール指向問題解決型への言及が多く、より脳科学チックなものと言える。
今の自分の主題ではないが、最終章で言及されている、1996年以降生まれに多いという「共感障害」には衝撃を受けた。スマホ授乳など、子供の目を見ずに育ててしまうのが原因だそう。まずは自分...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月06日
脳には2つの使い方がある、そしてすれ違う
プロセス志向共感型 ほとんどの女性
共感しあう、共感がなにより重要
過去の体験から危機を予測
だからいつまでも覚えている
平時の危機回避回路
⇒心の文脈
・ほめる、きづかう、ねぎらう
ゴール志向問題解決型 ほとんどの男性
欠点を見出し素早い...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月05日
実践志向な内容。冒頭で言い訳されているように科学的エビデンスは薄い。ツッコミどころは沢山あるが、妻はすごく気づきがあったという。私はそこまでいうかなという気持ち。
2020年に人工知能という言葉を著者のように使うのは誤解を広めかねない。あとがきで脳科学ではなく、ブレイン・サイバーネティクスだと言わ...続きを読む
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