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現代は人間がホモ・サピエンスを抹殺しようとしている時代である――。著者は動物行動学者として、人間が特別に賢い生き物だというのは人間のおごりだと言い続けてきた。若かりし頃に書いた著者の原点とも言えるエッセイ。
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Posted by ブクログ
符牒にすぎぬ 尻のコピーは大きな乳房で、発情した性器のコピーは、赤く目立つ唇で… 一夫一妻という形式を保ちながら そもそも、なんで個人個人の基本的には性的な関係を国家に届け出て、その承認を求めねばならないのであろうか? 個体というのは早晩「摩耗」して死んでしまう 二つな細胞の合一ということから始まっ...続きを読むた性の現象は いったい何をディスカバー(発見)したことになるのだろう? 慄然 護岸工事 死出虫シデムシ 区別したい時は、昼のパピヨン、夜のパピヨンという。 蝶と呼ばれる鱗翅類は全て昼間活動する。蛾と呼ばれるものの大部分は、夜に活動する。 蝶は視覚的な鱗翅類であり、蛾は寧ろ嗅覚的な鱗翅類なのである。 良識ある人間は去勢されたように黙っている 所謂科学史の常道に乗った決まり文句の言辞はもう沢山である 着想とは、ある知識を別のある知識、或は、ある知識とある事実との間の新しい類似を発見することといえるだろう。それを発見できるかどうかは、基礎知識をもっているかどうかより、その人がその問題にどれだけ関心を持っているかどうかによって決まるのだと思われる。 せんい遷移 こしょう湖沼 決められた道に従って発生していけば、現実に存在する親の形になるしかない胚が、途中から方向を変えるということは、それ以後の既定の道、既定の親の形というものが拒否されるわけである。その拒否の上で、新しい方向へ飛躍が成された時、初めて新しい種が出来ているのではないか?
気に入った部分。 おやは子どもを一生懸命教育した気になっているけれど、実は子どもはまったく別のかたちでそれを受け取っている。子どもは自分なりにしか吸収しないのだ。 教えた事をどう噛み砕き、自分のものにしていくかは干渉できない。投げたボールは投げっぱなしで良いのだ。受け取る、投げ返してもらうことを期待...続きを読むするのは傲りだと思う。 ハチドリやガ、チョウの話もとても興味深い。 ソロモンの指環でも感じたことだけど、研究者って好奇心が凄いよね。?があったらなぜ?どうしてそうなるの?こうしたらどう?を突き詰めていく。たしかに、のほほーんと生きていたら頭の成長はないよな。
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