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「真剣にやる――たよれるのは、これだけです」2,000万部を突破し、もはやベストセラー機械と化した光文社「カッパの本」編集部の熱気を伝える、619の金言集。戦前の東京帝大に学び、大講談社から光文社社長へと累進しながらも、あくまで「播州の田舎出の非エリート」と反骨に徹した明治生まれの出版人の、部下を鼓舞する発言のかずかずが、若き、名もなき、金もなき、令和時代の編集企画者たちの胸いっぱいに鳴り響く。
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Posted by ブクログ
戦後、講談社から派生した光文社をみるみるベストセラー発射装置にしていったワンマン社長の発言集。オラオラ力、半端ないです。知識をエリートから大衆への啓蒙と捉えるのではなく、一方で売るためだけに大衆の欲望に沿うだけではなく、教養の実利エンターティメント化を邁進したのが、彼が掲げる「創作出版」だったのでし...続きを読むょう。そういう意味では、高度経済成長の主役、中間層の形成に「カッパの本」は大きな役割を果たしていたのではないか、と思います。オヤジの本棚には「カッパ・ブックス」が並んでいたし、自分も月刊誌「少年」と「カッパ・コミックス」で育てられたようなところがあります。実は神吉晴夫の名前は「頭の体操」などの最後のページで見た、威勢のいい『光文社の「カッパ・ブックス」誕生のことば』で見たのが最初でした。その発刊の辞も掲載されていて大人になって久々に触れました。威勢だけでなく「カッパ・ブックス」からのスピンオフで「カッパ・ノベルス」を創り出し、松本清張や小松左京、森村誠一などのベストセラー作家を量産したり、「女性自身」を創刊して大ヒットさせたり、戦後という社会を作っていった人の一人だと感じました。「俺は現役だ」という本書のタイトルからして面倒くさい社長な気もしますが、そんな社長の発言録を言われるまでもなく側近が記録しておいた、のがカリスマなのでしょう。実は最近読んだ「ひみつの王国」で戦前に大和書房という会社から出版されていた石井桃子の「ノンちゃん雲に乗る」を戦後、出版しようとしたのが神吉晴夫だったということを知り、本書で社員に気合いれているようなビジネスマンとしての側面じゃない部分も?と思いました。でも光文社版「ノンちゃん…」は結果、大ベストセラーになるのですが…
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