華めぐり雪なみだ ―清少納言 梛子―

華めぐり雪なみだ ―清少納言 梛子―

495円 (税込)

2pt

4.0

後に一条帝と呼ばれる年少き帝がおわす頃。それは雅やかな反面、度重なる天災と疫病が京人を苦しめていた時代。歌詠みの家に生まれた歌の不得手な女性がいた。名は梛子。女房として登華殿に出仕する折の呼称を清少納言。「ますらお」の如しと噂される彼女にも以前誓いを立てた夫がいた。橘則光――齢二十六。この前夫が梛子の局を訪れる時、なぜか厄災を伴ってくることが多かった。

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清少納言 梛子 のシリーズ作品

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  • 華つづり夢むすび ―清少納言 梛子―
    495円 (税込)
    月を愛で、漢詩を諳んじる、若き女房・梛子――その呼称を、清少納言。彼女には幼い頃より、「遠い記憶を視る能力」があった。ある日、梛子は帝の御前で上質の料紙を賜った上、中宮定子からまるで揶揄われるように「枕ごと」を綴ることを勧められた。しかし華やかさの欠片もない自分の恋愛遍歴など描きようもない。何を書くべきか迷った挙げ句、梛子は最初の五文字を綴った。「このそうし(草紙)」と。
  • 華めぐり雪なみだ ―清少納言 梛子―
    495円 (税込)
    後に一条帝と呼ばれる年少き帝がおわす頃。それは雅やかな反面、度重なる天災と疫病が京人を苦しめていた時代。歌詠みの家に生まれた歌の不得手な女性がいた。名は梛子。女房として登華殿に出仕する折の呼称を清少納言。「ますらお」の如しと噂される彼女にも以前誓いを立てた夫がいた。橘則光――齢二十六。この前夫が梛子の局を訪れる時、なぜか厄災を伴ってくることが多かった。
  • 華くらべ風まどい ―清少納言 梛子―
    495円 (税込)
    むかし、歌詠みの家に生まれた、歌の不得手な女がいた。その女の名乗る名は、梛子。清少納言の侯名を賜る彼女は、中宮定子の住まう登華殿に侯い、日々を暮らしている。そこでは、華やかなこと、苦々しいことが次々と起こる。だからこそ梛子は、其処こそが自らを活かし生かす場所なのだと、信じている。――暦は、如月。定子をはじめとする中関白家の隆盛は、華々しいものに見えたが……。

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華めぐり雪なみだ ―清少納言 梛子― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    梛子が宮仕えする前に話と一巻目の続きとセットになっています。
    これも最初に劣らず艶めいて、ディープです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    前回にくらべて格段に良いです。清少納言のさっぱりとしたのが非常に清々しくて、彼女の初恋や則光の話など恋愛面が目立ちましたね。そんな恋の中でも、初恋や楽しい生活よりも『今の自分』であることを選んだ彼女は、ああやはりこの作品の清少納言だなと思いました。難点があると序文と本文の繋がりがいまいちつかめなくて

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    06/2/3【借り物】既存のシリーズ『姫神さま〜』とのリンクがわかる短編。なんつうか晴明の使い方が上手いんだよなあこのシリーズ……寧古にときめき、微笑ましい斉信に和まされた……。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    梛子と初恋の男の子のお話がお気に入り。
    則光はどうして則光なのだろう。そこが可愛げがあるのだろうけど・・・

    0
    2009年10月04日

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