三國連太郎、彷徨う魂へ

三國連太郎、彷徨う魂へ

1,599円 (税込)

7pt

4.0

日本映画史に燦然と輝く孤高の役者・三國連太郎。
彼が死の淵まで語っていたすべてを、長きにわたり付き合いのあった著者が描きだす。

「批判や中傷を恐れたことは、今日まで一度もありません。
むしろ、人生に余裕を感じることのほうが、僕は怖い。
苦しみの中をのたうちまわりながら、自身と対峙していかないといいものはできない。
安住してしまったら、役者はそこでお終いです。
僕はこれから、もっともっと泥だらけになりたいと思ってます。」
三國連太郎の人生は、彼の思うままだった。
彼は役者である自身を、何より、誰より、強烈に愛していた。

「演者として立てなくなった時点で、三國は半分死んでいるんです。
だから、僕は、彼を半分看取っていた。」-佐藤浩市

目次
第一章 波瀾を歩く
第二章「愚劣なもの」の記憶
第三章 父のこと、母のこと
第四章「五社協定違反第一号俳優」
第五章 居に生きる
第六章 鉄の意志
第七章 セックスほど滑稽なものはない
第八章 死の淵より
第九章 浩市
あとがき

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三國連太郎、彷徨う魂へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アラン・シリトー、丸谷才一訳長距離走者の孤独をこの本、反社会的価値観、個人と社会の関係の研究を関係付けると、なかなか面白く考えられるかも。
    高橋源一郎著、「読む」って、どんなこと? も合わせて読むべきかと思います。

    0
    2021年03月31日

    Posted by ブクログ

    日本映画史に燦然と輝く役者・三國連太郎。彼が死の淵まで語っていたすべて。

    佐藤浩市の語る章がよかった。

    0
    2020年06月28日

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