満天の星に愛を誓う 一途な年下伯爵と星詠み令嬢

悠月彩香 / 白崎小夜

占星術が得意な令嬢フィオナーゼが出会った年下の貴公子。凜々しく誠実で一生懸命なクーデバルトに惹かれるけれど、占いの結果は『この恋は前途多難』！諦めて身を引こうとすると、急に押し倒されて!?「あなたが好きすぎて、加減ができない」一途な囁きと深い口づけ。情熱的な愛撫に官能を引き出され、愛しさが止まらない。星に導かれ幸せを掴む、運命のロマンティック・ラブ！

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: プランタン出版
• 掲載誌・レーベル: ティアラ文庫
• ページ数: 288ページ
• 電子版発売日: 2020年03月09日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[匿名 · ★★★★★]

買って良かった

ヒーローがヘタレ気味だったけどヒロインはしっかりしてて好感が持てた。お互いが初めてで互いに相手の過去を想像して嫉妬してたのも良かった。ヒーローは初めから好意を伝えていて、2回目はヒロインも気持ちを伝えてのセックスだったのにヒーローは泥酔しててほとんど覚えていないのはガッカリだったけど、これで終わりかと残念に思ってたらその後に想いを伝え合う中でのセックスがあり、それも濃厚だったので良かった。ヒーロー側の気持ちもよく描写されていたので不快や不安になることもなく楽しめた。ヒーローのお母さんと公爵との馴れ初めやヒーローの元婚約者と彼女を見守っているという幼馴染みとの恋の様子も見たいと思った。

[aya · ★★★★☆]

ヘタレなヒーロー、でも頑張った

とにかく、5歳年上のヒロインの包み込むような深い愛が印象的なお話。年下ヒーローは自分の父の支配下から逃れることができないヘタレだったけど、ヒロインを殺されそうになった時には、立ち向かえた。まぁ、そこで何もできないようならホントのポンコツだけど。でも頑張ったね！
心を通い合わせた後の閨のシーンは、ヒロインへの愛が溢れ過ぎてどうしたらいいかわからなくなってるヒーローの様子がよく描かれてて良かったなぁ。ヒロイン大好きなヒーロー、結婚してからも妻と子ども一筋で、良い夫になってました。

[ブクログ · ★★★★☆]

クーデバルトの自信のなさが、今までの暮らしを反映しているようで、とにかく悲しい。何故、自己主張を出来なくなるほど否定され続けなければいけなかったのだろう。そんなクーデバルトが、自分の意思で一緒にいたい。と願ったフィオナ。父親の反対に対抗しきれなかったり、いっぱいいっぱいになってしまったりと色々困難はあったけれど、それさえ乗り越えればとにかく甘いカップルになりそうな２人だった。今までのことを忘れるくらい、クーデバルトにはフィオナと一緒に幸せになって欲しい。

[かよ · ★★★★☆]

星詠み

ヒーローの父親がクズすぎて、ヒーローの境遇が悲惨すぎて心が痛かった。
こんなヒーローを包み込む年上ヒロインの包容力がとても良かったです。