憲政の本義、その有終の美

憲政の本義、その有終の美

1,122円 (税込)

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3.0

主権の所在をあえて問わない人民のための政治、いわゆる「民本主義」を唱導した吉野作造の代表作。当時の藩閥政治を批判、国家の根本である憲法の本来的な意義を考察し、立憲政治の実現には国民一般の「智徳」が重要だと説く、「デモクラシー」入門書の元祖。待望の新訳!

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憲政の本義、その有終の美 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年10月26日

     大正デモクラシーで名をはせた著者が書いた政治理論の本。現代人からすると、議会制民主主義は当たり前の体制として享受しているが、大正時代、藩閥政治が依然として存続しており、民衆の意見があまり反映されていなかった。その状況下で、著者吉野作造は「民本主義」を唱える。民主主義ではなく、あえて民本主義という言...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月03日

     本評論は原文でも読んでいるが、この新訳(現代語訳)では、一文一文を簡潔にしており、また訳者による小見出しが付けられているので、吉野の論旨が明確に理解できるようになっている。
     
     "民本主義"という言葉を用いたことについて、かつては誤魔化しのように思っていたときもあったが、君主...続きを読む

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