走狗<文庫版>

走狗<文庫版>

896円 (税込)

4pt

4.2

薩摩藩の下級武士ながらも、西郷隆盛と大久保利通に出会い、幕末の表舞台に躍り出た・川路利良。激動の時代を這い上がり、日本の警察組織を作り上げた川路。「西郷を殺した男」と同郷人に憎まれつつも、組織と日本という新しい国家に殉じた男の光と影、そして波乱に満ちた生涯を描く歴史巨篇。
〈解説〉榎木孝明

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走狗<文庫版> のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    2023年6月に伊東潤先生の 小説 走狗という本を読みました。
    これは 幕末期の薩摩の武士階級の下の階級が出自であった初代警視庁大警視の 川路利良の生涯を書いた小説です。私は次の点で色々と感動と覚え、その感想を書いてみます。

    (1)チャンスをものにできる強運にあやかりたい
    彼は薩摩城下の近郊に生

    0
    2023年08月07日

    Posted by ブクログ

    歴史の光と影、それぞれの立場から見た史実が迫力ある文章で迫って来ました^^; 明治維新って激動の時代だったのですね。あらためて感じました✋

    0
    2021年02月16日

    Posted by ブクログ

    幕末の薩摩藩では下っ端だった川路利良が、周りの極悪人どもに揉まれて、だんだん悪の道に染まっていく話・・・のように思えた。胸糞悪い展開だが、悪役たちが生き生きとしている。

    0
    2022年07月31日

    Posted by ブクログ

    ☆☆☆2020年3月☆☆☆


    走狗。川路利良の生涯を表すのに、悲劇的だがふさわしいタイトルだと思う。幕末から明治にかけての陰謀を川路の視点から見る作品。
    フィクションを交えながらも、あの時代はこんな感じだったのかな、と思う。川路は、西郷・大久保に引き立てられて「出世したい」という野心に駆り立てられ

    0
    2020年03月29日

    Posted by ブクログ

    最下層の武士ながら
    強烈な上昇志向で討幕、維新を生き抜き
    日本初の警視総監まで上り詰めた男、川路利良。

    敬愛する西郷隆盛すら裏切り、国家のために、自ら狗となった男の一生を描いた作品。

    幕末は、幕府側が主人公の小説は何冊か読んだが
    新政府側からの視点は新鮮。
    歴史の教科書に出てくる名前のオンパレー

    0
    2021年01月09日

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