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Posted by ブクログ 2022年08月26日
主要視点人物が大鳥圭介となっている。幕末から明治の初め、「箱館の戦い」に至る旧幕府系の人達の物語である。
「箱館の戦い」に身を投じた様々な人達を取上げた小説等は多く在ると思う。色々なモノに触れて来たと思う。そういうモノの作中に大鳥圭介は色々と登場もしている。だが「大鳥圭介」を主要視点人物とした作品は...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月31日
こんな風に生きた人も居たのかという発見のある小説。
負けに負けても、死んでたまるか、と自らの道を進み続ける主人公達の姿に胸熱くなる。
負けても生きてる。死んでたまるか、負けたままでたまるか、そんな気骨のある風に自身の魂を晒すことができる。久々に、背筋の伸びる思い。
『行けるところまで行き、しかるべき...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月03日
自らの命を賭して守るべきもの。死を覚悟して生きた人間と、死を恐れながら生きる人間とは、迫力も濃さも異質だ。そういう時代だったという事もあるだろうが、武士道というある種のイデオロギーに身を投じる姿は、その壮絶な生き様に惹きつけられながらも、別の見方では、意固地な頑迷さを感じる面もある。合理的なところで...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月13日
連戦連敗の軍人「大鳥圭介」
―大鳥は実によく負けた(中略)ほとんどの戦いで
負けているーと本文中にあるが本人が自戒を込めて
いるだけで、実際は五分五分で、大野・木古内など
道南では連勝して他者から称賛されているらしい
適塾から江川塾塾頭と洋学を学ぶ中で軍事的な著作
に触れて軍人となった、著作翻訳の流...続きを読む
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