美意識の値段

美意識の値段

836円 (税込)

4pt

3.6

クリスティーズは世界二大オークション・ハウスのひとつ。その日本法人の社長である著者は、長年東洋美術部門インターナショナル・ディレクターをつとめ、日本美術のスペシャリストとして多くの美術品と出会い、オークションを通じて、作品の橋渡しをしてきた。本書は、オークションを取り巻く個性あふれる関係者、セールでの駆け引きはもちろん、美術品との数奇な出会い、真贋の見分け方、「歴史の一部」を預かるトップコレクター達の誇り、そして欧米でのオークション・ハウスと人々の関係等の逸話を紹介。そして日本美術への想いを通して、アートと共にある生活を提案し、美意識の磨き方とそれをビジネスや人生に活かす視点を示す。◆推薦◆○掛け値なしに、「面白い!」と断言できる本。美術館に飛んでいって、是非とも本物を見たい!という気持ちにさせられる。――平野啓一郎氏(小説家) ○美術とマネーは動的平衡。伝運慶作の仏像を日本古美術市場最高額でオークション取引成立させたのがこの著者。絶対に面白い本――福岡伸一氏・大推薦(『動的平衡』著者)

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美意識の値段 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    茶道とは直接関係ないのですが、「目利き」が気になる人には良いヒントになるのではないかと思います。芸術としての茶の湯に興味がある人におすすめです。

    0
    2021年01月19日

    Posted by ブクログ

    クリスティーズの仕事や美術品への審美眼など、興味深く読むことができた。ビジネスに使えるかというのは美術を理解していないという意見は、山口周氏の本とも違う。

    実体験の話が多く、日本の美術品が海外にあることの意義、審美眼の養い方など、非常に参考になる内容だった。価値がわかる人が、お金を出して購入するの

    0
    2020年10月25日

    Posted by ブクログ

    感性は自分そのものであるが、これを鍛えるにはホンモノを鑑賞するしかない。そうすることで自分が磨かれる。

    0
    2020年05月31日

    Posted by ブクログ

    オークションを取り巻くできごと、美術品との数奇な巡り合わせ、日本美術にまつわる思い、アートとの向き合い方について書かれていますが、エピソード満載でおもしろいです❗
    (帯の文はなんか違うなと思いました)

    0
    2021年10月11日

    Posted by ブクログ

    オークション・ハウス「クリスティーズ」に勤める著者がみずからの体験を踏まえて、芸術のたのしみかたから美術品を取り巻く状況にまでを説いている本です。

    アートとビジネスにまつわる問題についての著者の考えが語られている本を期待したのですが、一つのテーマについて深く掘り下げて論じたものではなく、オークショ

    0
    2021年05月04日

    Posted by ブクログ

    クリスティーズの社長の著書ということで、アート業界のお金の話なのかと思ったら、著者の回顧録的な内容で比較的軽い内容なので、肩透かしを喰らったというか、よく言えば気軽に読めた。

    アートはやはり欧米の価値観で動いている。
    だから特に欧米の美術史の文脈にのるかどうかが、作家そして作品の評価が決まってくる

    0
    2020年03月04日

    Posted by ブクログ

    サザビーズやクリスティーズなどの「オークションハウス」って気になるけど、どんなところ?を知りたい人に!

    でも、想像以上にいろんな役割を果たしているんだなぁ。

    0
    2020年02月08日

    Posted by ブクログ

    平野啓一郎さんがお勧めだったので読んでみる

    「美意識」の値段というタイトルだったので、美的センスとか、作品のテーマの読み取り方、作品の評価の仕方ついての説明が書かれているのかと期待していたがそうではなかった。

    作品の来歴が大切、オークションで落札価格が決まる経緯、作品がオークションに出される事情

    0
    2020年02月05日

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