警部ヴィスティング 悪意
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警部ヴィスティング 悪意

1,166円 (税込)
816円 (税込) 6月27日まで

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英訳北欧ミステリ最高賞受賞作、第3弾!

2021年「このミステリーがすごい!」海外編第7位、2019年英訳北欧ミステリ最高賞「ペトローナ賞」受賞の、国内外で大人気のミステリ「警部ヴィスティング コールドケース・シリーズ」第3弾をお届けする。

二人の女性に対する暴行・殺人・死体遺棄の罪で服役中の男が、第三の殺人を告白した。殺害した二人の女性と同時期に失踪したもう一人も自分が殺したという。
21年の禁固刑を言い渡されていたその男トム・ケルは、死体を遺棄した場所を自供する見返りに、世界一人道的だと言われるハルデン刑務所への移送を要求した。

ケルが供述した遺棄現場はラルヴィク警察の所轄区域内だった。主任警部ヴィリアム・ヴィスティングらが厳重な警備態勢を敷くなか、国際犯罪捜査局のアドリアン・スティレルや弁護士とともに、ケルが現場に到着した。

ケルには手錠と足枷がつけられていたが、二度も転んだため足枷が外された。自由を得たケルが一瞬の隙をついて走り出すと、直後手榴弾が爆発した。多数の警察官が負傷し混乱する中、ケルは姿を消す。
爆風に吹き飛ばされる直前にヴィスティングが見たのは、森へと走り去るケルだった。

過去に残虐な犯罪を繰り返してきたケルには、アザー・ワン──共犯者がいるとされていた。今回の逃亡にもその人物が関与したと確信した警察は、二人の行方を追い始めた。

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警部ヴィスティング のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~
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    1,100円 (税込)
    770円 (税込) 6月27日まで
    2019年北欧ベスト・ミステリー受賞作! 「ガラスの鍵」賞、マルティン・ベック賞、ゴールデン・リボルバー賞の三冠に輝いた『猟犬』の警部ヴィスティングが帰って来た! 2015年の『猟犬』以来、久々の邦訳となった本作は、2019年英国ペトローナ賞(英訳北欧ミステリ・オブ・ザ・イヤー)受賞作である。 著者のヨルン・リーエル・ホルストは、自身が警察官出身。ノルウェーの警察小説の第一人者として、本国ノルウェーのみならず、北欧各国、英語圏で人気を博している。 ノルウェー南部の小都市、ラルヴィク警察犯罪捜査部の警部ヴィリアム・ヴィスティングが、謎の失踪を遂げたカタリーナ・ハウゲンの行方を追い始めて24年がたっていた。ヴィスティングは毎年、事件が起きた十月十日になると、夫のマッティン・ハウゲンを訪ねていた。24年目の十月十日も同じように訪ねたが、マッティンは不在だった。異例のことだった。 明くる日、オスロの国家犯罪捜査局(クリポス)未解決事件班の捜査官アドリアン・スティレルが来訪する。スティレルは、カタリーナ事件の2年前に起きたナディア・クローグ誘拐事件の再捜査を始めていた。事件は殺人事件と見なされ、その最重要被疑者として名前が挙がったのがマッティン・ハウゲンだった。 スティレルがヴィスティングに言う。「力を貸していただきたい。ハウゲンと親しいあなたに」 ヴィスティングは了承のしるしに短くうなずき、こう続けた。「一点だけ問題がある。マッティン・ハウゲンが消えた」
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~
    値引き
    1,100円 (税込)
    770円 (税込) 6月27日まで
    英訳北欧ミステリ最高賞受賞作、第2弾! 2019年、英訳された北欧ミステリに与えられる最高賞「ペトローナ賞」を受賞した前作『警部ヴィスティング カタリーナ・コード』は、国内でも、2021年「このミステリーがすごい!」海外編第7位を獲得した。 本作は、その待望の続編である。 本作もまた、英国「ペトローナ賞」最終候補作に選ばれている。 閣僚を歴任してきた大物政治家バーナール・クラウセンが心臓発作で急逝した。 直後、ラルヴィク警察の主任警部ヴィリアム・ヴィスティングは検事総長に呼び出される。 クラウセンの臨終に立ち会った労働党幹事長が、機密文書の有無を確認するため故人の別荘を訪ねた際、大金のつまった段ボール箱を発見したのだという。 クラウセンは外務大臣を四年務め、議会の防衛委員会の重鎮でもあった。見つかったのは巨額の外国紙幣であり、汚職につながる可能性があった。 鑑識員のエスペン・モルテンセンに声をかけ、ヴィスティングは別荘に向かった。問題の段ボール箱は全部で9箱。紙幣は米ドル、英ポンド、ユーロの三種類で、総額はノルウェーの通貨で8000万クローネを超えていた。 翌日、クラウセンの別荘が放火に遭う。 ヴィスティングは全焼した火災現場で、検事総長から一通の手紙を渡される。 その手紙は、過去に起きたある若者の失踪事件に、当時保健大臣だったクラウセンが関与したことをほのめかしていた。
  • 警部ヴィスティング 悪意
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    1,166円 (税込)
    816円 (税込) 6月27日まで
    英訳北欧ミステリ最高賞受賞作、第3弾! 2021年「このミステリーがすごい!」海外編第7位、2019年英訳北欧ミステリ最高賞「ペトローナ賞」受賞の、国内外で大人気のミステリ「警部ヴィスティング コールドケース・シリーズ」第3弾をお届けする。 二人の女性に対する暴行・殺人・死体遺棄の罪で服役中の男が、第三の殺人を告白した。殺害した二人の女性と同時期に失踪したもう一人も自分が殺したという。 21年の禁固刑を言い渡されていたその男トム・ケルは、死体を遺棄した場所を自供する見返りに、世界一人道的だと言われるハルデン刑務所への移送を要求した。 ケルが供述した遺棄現場はラルヴィク警察の所轄区域内だった。主任警部ヴィリアム・ヴィスティングらが厳重な警備態勢を敷くなか、国際犯罪捜査局のアドリアン・スティレルや弁護士とともに、ケルが現場に到着した。 ケルには手錠と足枷がつけられていたが、二度も転んだため足枷が外された。自由を得たケルが一瞬の隙をついて走り出すと、直後手榴弾が爆発した。多数の警察官が負傷し混乱する中、ケルは姿を消す。 爆風に吹き飛ばされる直前にヴィスティングが見たのは、森へと走り去るケルだった。 過去に残虐な犯罪を繰り返してきたケルには、アザー・ワン──共犯者がいるとされていた。今回の逃亡にもその人物が関与したと確信した警察は、二人の行方を追い始めた。
  • 警部ヴィスティング 疑念
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    1,188円 (税込)
    831円 (税込) 6月27日まで
    大ヒット未解決四部作シリーズ、最高傑作! 1999年8月、ノルウェー南部の小都市ラルヴィクの郊外で、十二歳の少女が絞殺体で発見されるという事件が現実に発生した。 その捜査に当たったのが、当時刑事をしていた本書の作者だった。 二年後に二十代の男が逮捕されたが証拠不十分で無罪となり、以来この事件は「膿んで癒えることのない心の傷」となっていたという。 北欧ミステリの名だたる賞を総なめにしている〈ヴィスティング〉シリーズ。 作者がこの事件を下敷きにして、精魂を込めて執筆したコールドケース四部作の最終作にして最高傑作が、本作である。 ある朝、ヴィスティングの自宅の郵便箱に差出人不明の封書が届く。中にあったのは、12―1569/99と数字だけが書かれた一枚の紙。数字は事件番号で、隣接する警察署の管内で1999年に起きた1569号事件を意味していた。 この年の7月、十七歳のトーネ・ヴァーテランが行方不明となり、二日後に絞殺体で発見された。トーネの体内から検出された精液のDNA型が元恋人のもの一致し、男は逮捕され禁固十七年の刑を受けていた。 匿名の手紙は冤罪を示唆しているのか、何を訴えたいのか、そしてなぜ自分に届けられたのか‥‥。

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警部ヴィスティング 悪意 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    二人の女性を惨殺し刑務所にいる男トム・ケルが、三人目の被害者を埋めた場所を教えるとのことで、厳戒態勢でケルを現場に連れて行った。すると爆発が起こりケルは逃亡した。共犯者がいたのだろうか。

    物凄く面白かった。

    無駄のない冒頭からグッと引き込まれる。ケルを逃したのは果たしてヴィスティングの責任なのか

    0
    2022年05月07日

    Posted by ブクログ

     本書は、連続少女強姦殺人の凶悪犯の逃走という、まるで大団円のようなシーンで最初の100ページが費やされる。最初から手に汗握る設定である。凶悪犯に付き添い、割りを食う役が、我らが主人公ヴィスティングであり、撮影役を請け負うフリーランスの記者であり娘でもあるリーネが、共に冒頭の一大アクションに巻き込ま

    0
    2022年04月14日

    Posted by ブクログ

    翻訳が出ているうちの1作目はあまり印象に残らなかったが、2作目からじわじわと面白くなってきた。
    丁寧に事件を追っていく様子が淡々と描かれており、地味なのだが全く飽きさせないのが凄い。

    0
    2022年04月12日

    Posted by ブクログ

    二人の女性に対する暴行・殺人・死体遺棄の罪で服役中の男が、第三の殺人を告白した。殺害した二人の女性と同時期に失踪したもう一人も自分が殺したという。
    21年の禁固刑を言い渡されていたその男トム・ケルは、死体を遺棄した場所を自供する見返りに、世界一人道的だと言われるハルデン刑務所への移送を要求した。

    0
    2022年03月30日

    Posted by ブクログ

    「警部ヴィスティング」シリーズ。冒頭から引き込まれる展開でそこから一気読みの面白さなんだけれど、なかなか捜査が進まず物語が動かないその具合がとても好みで中盤あたりまでの遅々とした感じがいい。警察小説としての魅力とヴィスティングと娘のリーネの物語でもあって色々な角度から楽しめるシリーズ。ノルウェーでは

    0
    2022年03月19日

    Posted by ブクログ

    趣きは前2作と異なるけど、余韻はいい感じ。
    (1番最初のハヤカワ・ミステリのはあんまし記憶にないもんで)

    0
    2022年03月13日

    Posted by ブクログ

    ノルウェーの警察小説、ヴィスティング警部シリーズのコールド・ケース・カルテット3作目。

    今回は少し違う雰囲気で物語が始まる。2人の女性への暴行・殺人・死体遺棄の罪で服役中の男トム・ケルが、第3の犯罪を告白。自供の裏付けのため、刑務所から搬送し、死体を遺棄したという現場を確認させることになった。しか

    0
    2022年12月11日

    Posted by ブクログ

    なぜ、警察にも撮影のプロがいるだろうに民間人で素人のリーネを使うのだろう。無理やり親子を事件に関与させている、そんなことが気になって物語に集中できない。

    0
    2022年09月23日

    Posted by ブクログ

    CL 2022.8.7-2022.8.9
    正統派警察ミステリ。
    地味だけど丁寧に描かれている。
    娘のリーネがややうっとうしい。単に警察とは違う視点があったほうがいいということなんだろうか。
    主人公の身内であり、警察とは一線を画す立場であり、非力な若い女性。どうにも座りが悪いのよねー

    前2作より主人

    0
    2022年08月09日

    Posted by ブクログ

    裏表紙の粗筋を読んで違和感を覚えた通り、今作は過去三作品に類を見ない派手な脱獄シーンから物語が始まる。勿論、堅実かつ丹念な筋運びは健在で、徐々に犯人へと肉迫する警察小説の醍醐味は十分に味わえるのだが、持ち味でもあった良い意味での地味さは薄れ、悪意を纏った犯人達のある種ステレオタイプな人物造詣に人間味

    0
    2022年04月20日

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