奴隷船の世界史

奴隷船の世界史

946円 (税込)

4pt

4.3

その犠牲者は、一〇〇〇万人──四〇〇年にわたり大西洋上で繰り広げられた奴隷貿易の全貌が、歴史家たちの国境を越えた協力によって明らかになってきた。この「移動する監獄」で、奴隷はいかなる境遇に置かれたのか。奴隷貿易と奴隷制に立ちむかったのはどんな人たちか。闇に閉ざされた船底から、近代をとらえなおす。

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奴隷船の世界史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても、刺激的な本であらためてよ見直してみたい。奴隷といえばアメリカ、というイメージは、ポルトガルブラジルの規模のほうがおおきいことでまず覆された。また、奴隷船のなかでの扱いがなんとなく想像した以上にひどい(死亡率など)こと、それに対する反乱もかあったことなど、しることができた。アメージンググレース

    0
    2020年05月18日

    Posted by ブクログ

    奴隷の歴史には、
    奴隷貿易の歴史と奴隷制の歴史がある。

    奴隷貿易が世界から廃止されても、
    奴隷制が即座に廃止されたわけではない。

    また、大西洋奴隷貿易400年間の間のアフリカ人人身売買の前にも、古くから地中海社会に奴隷制度はあった。

    ポルトガルが先陣を切って大西洋奴隷貿易を始め、1888年にブ

    0
    2019年10月14日

    Posted by ブクログ

    高校の世界史の教科書で奴隷が船底っぱいに横たわった状態で運搬される絵を見て衝撃を受けた。
    それがどこに所蔵されていた絵かは覚えていないが、本書第2章の扉絵でロンドンの国立海洋博物館所蔵の「奴隷船ブルックス号の構造図」がそれに近いのだろうと思っている。
    本書では歴史家たちの協力によって新しい資料や、散

    0
    2020年01月27日

    Posted by ブクログ

    奴隷船という蛮行が、特別の悪意ではなく、純粋に経済的合理性に基づいて行われていたことに、単なる残酷物語以上の恐怖を感じた。
    現在そして将来的にも、経済的合理性によって、容易に、人間の生命や尊厳がたやすく損なわれることがあるのは間違いなく、警戒心をもって生きていくべきと思った。現代でも奴隷的な児童労働

    0
    2020年01月26日

    Posted by ブクログ

    大型機械のない時代、奴隷は「ヒト」ではなく、「モノ」であった。大量の商品を生産するために必要なのは、土地や工場、原材料、そして奴隷だ。奴隷は主にアフリカで調達され、大農場や工場に輸送され、消費される。

    そんな奴隷貿易を担ったのが大量の奴隷を運搬することに特化した奴隷船。奴隷たちは鎖で繋がれ、立つこ

    0
    2019年12月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    少し前にロビンソン・クルーソーが話題になっていて、関連本を探していてこの本に出合いました。
    20年近く前だと思うけど、映画「アミスタット」を観て衝撃を受けた記憶がある。
    あの映画も、奴隷船の真実を突き詰めたものだった。
    本書では、400年にもわたる奴隷貿易の実態を明かし、だれが利益をあげていたのか、

    0
    2022年11月19日

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