バフ持ち転生貴族の辺境領地開発記

すずの木くろ / 伍長

幼い頃『神童』と呼ばれた中堅貴族の三男であるフィン・ライサンダーは、五歳の時に負った怪我がもとでその才を失い、加えて貴族には必ず備わる特殊能力『祝福』も発現せず、十八歳までずっと“無能”の烙印を押されていた。
両親の事故死を期に、フィンは辺境領地の運営を任されるが、そこでまたも彼は大怪我を負う――だが、それがフィンの奇跡の始まりとなる。
彼は、己がかつて日本で生きた転生者であることを思い出す。その上、彼には“他者の祝福を最高レベルまでアップさせる”という、反則級の祝福まで発現するのだった！
かくして覚醒したフィンは、今まで自分を見捨てずにいてくれた従姉妹たちへ恩を返すため、己の治める辺境領地をどこにも負けない大都会に改革していくことを決意する。
バフ持ち領主が繰り広げる領地改革ファンタジー、ここに開幕!!

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 男性向けライトノベル / MFブックス
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: MFブックス
• 電子版発売日: 2019年12月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 15MB

[マリオテニス · ★★★★★]

面白かったよ・・・・

この世界に登場する貴族は、ほかのラノベの貴族とはかなり違います。まず、爵位は無いみたいです。貴族の格付けは、どの程度国に貢献しているかです。主人公はこれから見捨てられていた辺境の村を大都市へと変貌させていくのでしょうか。次巻を早く出すべきです。

[かーぼー · ★★★☆☆]

何となくいまひとつ

よくある剣と魔法の世界への転生と言った感じの話ではない。
万能で無双できるような類のものではないし、現代知識も今ひとつチートと呼べるほどのものでもない。
他者の能力を強化できる祝福によって、色々な能力者に協力して貰って知識シートを役立てると言った話。
つまんなくもないけど、大して面白くもない。
ページ数も決して多いとは言えないし、全てが控え目で今一歩何かが全てが物足りない。