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雪深い町に、遠い国から男の花嫁がきた。
たった一人で嫁いで来たサガルは、妻に先立たれ幼い息子を持つローランの妻になった。
貿易商の仕事で一年で冬の間しか町にいない彼の代わりに息子の子育てを担う一方で、寡黙だが優しいローランと穏やかで温かい夫婦の絆を紡いでいくサガル。
しかし彼には、夫には秘密にしている別の姿があった。
平和な幸せを壊したくないサガルだが、その素性を追う者たちが次々と町に現れ――。
【電子特別版】あべちか先生書き下ろし! 本編の後日談となるラブラブなSS『父上とサガル』を電子限定で収録。
壮大なストーリー
とてつもない壮大なストーリーでした
BL小説としてではなく読んでもよかった
スガルがいつまで生きるかはわからないけど
人生の中でとても幸せな時間があったことは
忘れないと思う
よかったんですよ、話はね。人間の業であったり、倫理観であったり、重いテーマにしっかり向き合ったよい作品です。でもさー表紙のイラストとか、試し読みで、視点が切り替わりながらお互いに少しずつ距離が縮まっていく感じがかわいいなー、こういうのが読みたい気分だわーと思って購入したのに。表紙かわいいよ、でももう
すごく深いお話でした
途中迄はアガサクリスティのミステリーみたいだと思いながら読みました。後半、どんどん切なく哀しくなってきて、幸せとは…という事を深く考えてしまいました。 重いものを背負いながらも幸せを感じる事が出来るのか…
深い深いお話でした。
泣けた…泣きすぎた…
遠い国の姫様の目の輝きを見てる頃からサガルの心はあったし、サガルの姫様を幸せにしたいという優しい心に泣きに泣いた…
それぞれの孤独を抱えていても、大切に家族を思うエリオール家がとても好きでした!
ハリファの大人になってからの物語がみたい…
素晴らしい
前半は古いサガルと新しいサガルの戦い。
後半は生身のサガルの本当の話。
そんな感じでしょうか。
前半はまるで1本の映画をみているような気持ちでした。
サガル、君は誰だ?
登場人物たちも読者たちもこの一言を秘めて読み続ける壮大なお話。
後半は姫の独白を中心とした
サガルの半生を記した1冊の本のよう
祝書籍化
大好きな小説が本になった!とても嬉しい。
はじまりは突拍子もなく、顔も知らぬ相手との結婚。なるべくであっさり終わった結婚式。冬しか帰ってこない旦那に任された、家と息子。それでも段々と深まる愛情と信頼…そして織り交ぜられる不信感。徐々に明かされる2人の秘密。ふー!
体格差とその他もろもろの都合上、
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