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Posted by ブクログ 2013年01月07日
学生時代に買った本だが、正月休みの帰省の際にもう一度読み返してみた。著者はノーベル物理学賞を受賞された朝永振一郎先生。本書は二部に分かれており、古代の呪術、占星術、錬金術などがどのような過程を通して、物理学となるに至ったのかが述べられている。
改めて、基礎科学とはどういうものかという事を見直す事が出...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
本書を読んで良かったと思えたことは、物理学者が偉大な発見をするまでの経緯を知ることができたことである。力学・熱力学について論じられていたが、具体的に得た知見は以下のとおりである。?ケプラーによって正確な観察事実に拠り所を求めつつ厳密な数学的推論を用いる手法が成された(それ以前の物理学は占星術より分化...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月31日
ノーベル賞受賞者:朝永振一郎がほとんど数式を使わずに、物理学の基礎を解説してくれる本。上巻の前半は、ケプラーからガリレオそしてニュートンへの流れを通して古典力学の導入を説明し、後半はワットからカルノーそしてクラウジウスへの流れを通して熱力学の発生を説明する。また、科学と宗教、科学と技術といった興味深...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月28日
日本人二人目のノーベル物理学賞受賞者であり、先に受賞経験のある湯川博士をもって「私がそれまで知っていたどの友人よりも頭が良い」と言わしめる朝永氏が平易な言葉で語りおろした、近代物理学の歴史とその成立について。序章にて物理学を「われわれを取り囲む自然界に生起するもろもろの現象―ただし主として無生物に関...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月25日
※上下巻同じレビューです
物理学とは何か、ということをガリレオ、ケプラー、ニュートンあたりから始め、20世紀初頭の物理学あたりまでを科学史的な感じで語っています。
バックグラウンドにある思想や哲学、社会状況にまで言及しているところが面白いです。
ただ、物理学とは何だろうか、と言っておきながら、十...続きを読む
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