物理学とは何だろうか 上

物理学とは何だろうか 上

924円 (税込)

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現代文明を築きあげた基礎科学の一つである物理学という学問は、いつ、だれが、どのようにして考え出したものであろうか。十六世紀から現代まで、すぐれた頭脳の中に芽生えた物理学的思考の原型を探り、その曲折と飛躍のみちすじを明らかにしようとする。著者は本書の完成を目前に逝去、下巻は遺稿として刊行された。

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  • 物理学とは何だろうか 上
    924円 (税込)
    現代文明を築きあげた基礎科学の一つである物理学という学問は、いつ、だれが、どのようにして考え出したものであろうか。十六世紀から現代まで、すぐれた頭脳の中に芽生えた物理学的思考の原型を探り、その曲折と飛躍のみちすじを明らかにしようとする。著者は本書の完成を目前に逝去、下巻は遺稿として刊行された。
  • 物理学とは何だろうか 下
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    現代文明を築きあげた基礎科学の一つである物理学という学問は、いつ、だれが、どのようにして考え出したものであろうか。十六世紀から現代まで、すぐれた頭脳の中に芽生えた物理学的思考の原型を探り、その曲折と飛躍のみちすじを明らかにしようとする。著者は本書の完成を目前に逝去、下巻は遺稿として刊行された。

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物理学とは何だろうか 上 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年02月11日

    43年前に出版された本である。出版時に読んだが、物理学生向けの注釈があったことば覚えていない。
     1年生にとって物理の復習についてはいいのかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2018年10月20日

    くりこみ理論でノーベル賞を受賞した故朝永振一郎著。物理学の発展を16世紀のケプラーから述べている。自然の観測とそのデータを元にした推論や実験が占星術や錬金術を物理学や化学へ変身させていく力となった。

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    Posted by ブクログ 2014年08月13日

    良質な読み物。最初に、物理学とは何か、をケプラー、ガリレオ、ニュートンの力学を通して語り、次に科学と技術の関係を取り上げつつ、熱力学の数式化を図る。どちらも歴史的変遷を踏まえており、教科書的ではないのが、読み物として面白いのだ。熱力学は紙と鉛筆準備して臨んだ方が理解が深まるだろう。

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    Posted by ブクログ 2013年02月19日

    ノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎が、「物理とは?」をテーマに書いた本。
    物理学史のような側面もあるが、重視されているのは発想のリレー。すなわち、誰がどんな着想を得、それを引き継いでどう発展させてきたか。
    読みやすいし、非常に為になる。

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    Posted by ブクログ 2013年01月07日

    学生時代に買った本だが、正月休みの帰省の際にもう一度読み返してみた。著者はノーベル物理学賞を受賞された朝永振一郎先生。本書は二部に分かれており、古代の呪術、占星術、錬金術などがどのような過程を通して、物理学となるに至ったのかが述べられている。
    改めて、基礎科学とはどういうものかという事を見直す事が出...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    本書を読んで良かったと思えたことは、物理学者が偉大な発見をするまでの経緯を知ることができたことである。力学・熱力学について論じられていたが、具体的に得た知見は以下のとおりである。?ケプラーによって正確な観察事実に拠り所を求めつつ厳密な数学的推論を用いる手法が成された(それ以前の物理学は占星術より分化...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ノーベル受賞者・朝永振一郎氏が、物理学の流れを書いています。
    何十年も前の本ですが、今でもこれを越える本はないんじゃないでしょうか。

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    Posted by ブクログ 2016年12月31日

    ノーベル賞受賞者:朝永振一郎がほとんど数式を使わずに、物理学の基礎を解説してくれる本。上巻の前半は、ケプラーからガリレオそしてニュートンへの流れを通して古典力学の導入を説明し、後半はワットからカルノーそしてクラウジウスへの流れを通して熱力学の発生を説明する。また、科学と宗教、科学と技術といった興味深...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月28日

    日本人二人目のノーベル物理学賞受賞者であり、先に受賞経験のある湯川博士をもって「私がそれまで知っていたどの友人よりも頭が良い」と言わしめる朝永氏が平易な言葉で語りおろした、近代物理学の歴史とその成立について。序章にて物理学を「われわれを取り囲む自然界に生起するもろもろの現象―ただし主として無生物に関...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月25日

    ※上下巻同じレビューです

    物理学とは何か、ということをガリレオ、ケプラー、ニュートンあたりから始め、20世紀初頭の物理学あたりまでを科学史的な感じで語っています。
    バックグラウンドにある思想や哲学、社会状況にまで言及しているところが面白いです。

    ただ、物理学とは何だろうか、と言っておきながら、十...続きを読む

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