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膨大な現役社員・OB社員の口コミデータから、業績の落ち込みから回復した企業、好調を維持している企業に共通の傾向がわかってきた。それは、オープネス(風通しの良さ)。この組織戦略の新しいキーワードをベストセラー著者、北野唯我氏が独自の視点から解説。「会社の空気」をデータで可視化した画期的1冊。
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Posted by ブクログ
職場の空気と業績の相関性を定量的に示すというテーマに惹かれて購入 オープンワークという転職者の巨大データベースをもとに、関連度の高い具体的な項目と数値の紹介、 企業規模に関係なく相関性があり、また改善活動もしやすいとのこと オープンワークに登録する人=転職者、もしくは検討者=既に士気が落ちてる人...続きを読むなので、多少偏ったデータになる気もするが、 この切り口で、従業員士気を定量化して、改善や予防のためにKPIを落とし込んでアクション出来る様になる、それが今後の人事の常識になって欲しいと思った。
総評 ハウツー感は比較的強めで、定義されるOPENNESS=開放性と業績の相関関係についても詳しく紹介されています。組織における最大の武器である「組織風土」「人間関係」を開放性とデータでわかりやすく向上させる手法が詰まっています。 オススメの読み方 自身の日々のマネジメントを振り返りながら読み進め...続きを読むることをオススメします。管理職の方は担当部門を俯瞰してイメージしながら、中間管理職やOJTなどの指導役の方は具体的な部下・メンバーをイメージすることで内容がグッと入りやすくなると思います。
オープネスは組織のカナリアになる。 組織を変えるには、構成を変える必要がある。 大抵の組織は、 1000人いたら 本気で組織を変えようと思ってる奴1% 10人くらい 変わったらいいなーが20% 200人 様子見が60% 600人 自分の地位を守る行動をす流人19% 190人くらい
備忘録 職場の「空気」が結果を決める 1、経営開放性 経営者が社員にどれだけ情報を開示しているか ・なぜ経営者が今の会社を経営しているか? ・何を個人的に大切にしているか ・何に時間を使っているか 2、情報開放性 ・従業員が自分の仕事を意思決定するに十分な情報がアクセスできるか ・上司の意見に...続きを読む納得できない時、その上の上司や経営陣の話を直接聞くことができるか ・自分の意見を上司や異なる部署の人にぶつける時に公開された場所で行うことができるか 3、自己解放性 ・従業員がありのままの自分の才能を解放しても受け入れてもらえるか、他者からの意図的な攻撃を受けないと信じていられるか ・ミーティングなどで立場や肩書に関係なく自分の意見を自由に出せると感じているか 開放性を阻む原因 ・言行不一致 例)自由にやって欲しいと言いながらも、マイクロマネジメントをする等 例)相談を受けると言いながら、時間を取らない 上司に悪意がない場合もあり、その辺りが難しい ・戦略わかったフリおじさん よくわかっていないにもかかわらず、自分の解釈を加えて解説する 一方的なコミュニケーションが戦力のねじれを産む 解消法は、経営陣と現場のダイレクトなコミュニケーションの機会を増やす また、超短期的な戦術も経営層と共有する 失敗事例の共有
組織論を噛み砕いて、分かりやすく書いた名著だと思う。北野唯我さんファンの私にとっては、転職の思考法以来の名著!だと思う。 組織には重力がある。この考え方にはかなり納得がいく。自身が会社や組織に働きかけていく上で一つ前提に認識しておくべき事実だと思う。 また、ひたすら高めるのではなく期待値を超える程度...続きを読むが望ましい、という考え方は他のことでも応用が効く。 自分の所属する組織や会社が、うまく行っていない。なんとなく分かっているんだけど悶々としていて打ち手に迷いがある人はこれを読むと自分の思考が整理され、言語化され、頭がすっきりするのではないだろうか。
「オープンネス」に触れている本は今までにいいくつか読んだことがあったけれど、そこを主軸に置いて書かれた本は珍しい。①風通しの良さ、②社員の相互尊重、③20代の成長環境が重要だという分析結果は大いに頷ける。多くの会社の経営陣や、いわゆる先輩社員に読んでもらいたい。まずは、役職で読んだり、先輩社員が後輩...続きを読むを呼び捨てで呼ぶ文化をやめて「さん付け」の会社が増えてほしい。「ウサギの生存戦略」は興味深かった。「高い危機察知能力」は、最近よく読んでいる「繊細さん」やHSPに通じるものがあるかもしれない。一点不満があるとすれば、「はじめに」前の導入部分の大きいフォントで煽る文章はちょっと読みにくいという点。
職場の風通しと企業の成功に正の相関があるという話。そういう定性的なことと実績をつなげているのがためになった。でも人は油断するとすぐクローズドなコミュニケーションをしちゃうので、オープネスを職場全体で保っていくのにはかなりマインドセット教育が必要そう。逆に一度軌道にのって、採用するのもそのマインドセッ...続きを読むトに沿った人にするならば、良い組織ができそう。採用ならまだ人を見れるけど、派遣とかだったらどうすれば
読み応え抜群でした。 作中を通して、企業におけるオープネスの重要性が書かれていました。 組織に属して活動する人間なら誰しもが読むべき内容です。 特に現代の若者が重視する価値観、風通しの良さが大事とか働く目的が大切などということは散々言われていますが、実行できている企業は非常に少ないと思います。 ...続きを読む ビジネスシーンにおいて、これらの詳しい定義や具体的な施策、行動への落とし込みまでフォローされているので、是非とも自分の環境や考え方と見比べて読み込むと良いかと思います。
タイトルよりサブタイトルに惹かれるものがあったが、 通読してみて、はじめてタイトルに合点がいった。 確かに、いままで職場がオープンであるかどうか、 可視化することは難しかったのだろう。 ただし、昨今は蓄積されたデータによって明らかにできるという。 こういった科学的分析はこれからなのだろうけれども...続きを読む、 一過性のブームに終わるのかどうか、注視してみたい。
OPENNNESS。 会社の空気の風通しが良いほど、業績も上がるという、客観的なデータがある!! ①経営開放性と、 ②情報開示性と、 ③自己開示性 の大切さ。 ①風通しの良さ ②社員の相互尊重 ③二十代の成長環境 ・ 「自分をさらけ出してもいい」という場所に身を置くことではじめて、人は創造性...続きを読むを存分に、安心して発揮することができる。 ・オープンネスを邪魔しているものを取り除くこと。 ダイブルバインド、戦略わかったフリおじさん、失敗例でなく、成功事例ばかりシェアする ・生き残りをかけた戦いの中では、 強いことよりも繊細で弱いことの方が生存確率を高めることができる。 勝ち続けることよりも、致命的に負けないことが重要になっていく。 ・オープンネスは「組織のカナリア」としての役割を果たす。
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OPENNESS(オープネス) 職場の「空気」が結果を決める
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