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Posted by ブクログ 2020年08月30日
ロケットのエンジンを題材に、宇宙に行くにはどういうテクノロジーが必要なのか、現状からSFの世界までを紹介。コンパクトに全てがまとまっている一方、著者の熱意も随所に感じる力作。
化学推進で現在地球脱出速度7.7km/秒を出すが、そのために多段階ロケットが必要。それは推進力と重量のバランスを常にとってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月10日
現在と未来の宇宙開発についてロケットエンジン開発者の立場で考察した本。人工衛星から、月、惑星探査、恒星探査まで、エンジンの理論を踏まえながら解説する。
著者は東大の現役のロケット開発者で、自分の経験も踏まえて詳しく説明しており、図表等も適切に使われていて、大変判り易かった。ロケットの構造、惑星の重力...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月03日
宇宙を題材にした本はたくさんありますが、本書は対象を天体ではなく、ロケットに絞り込んだ工学目線の本です。長い胴体の尾部にノズルがあって、そこから猛烈な炎を噴き出して打ち上げられるロケットの姿が一般てきなイメージではないでしょうか。そのノズルの形状にも工学的必然性があり、燃料となる推進剤についてもロケ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月08日
宇宙論ではない、宇宙工学つまりロケットエンジンに関する本だが、月、水・金・火・木・土星、小惑星そして天王星・海王星へ到達するために、万有引力の法則に従った航行が必要なこと。そのためにいろんな制約がある中での宇宙船の飛行となっていることを大変分かりやすく説明してくれる。このようなことを意識せずに、地...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月11日
途中まではリアル。
そこから徐々に徐々にファンタジー成分が混入してきて、気がつけばSFになっていた。
その境目が曖昧なところが、実に嬉しい。
やはり研究者というものは夢を追って、霞を食って生きてもらいたいものだ。
そんな彼らを笑って支えられるだけの度量のある世界を作りたい。
彼らの実績を実用化するの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月01日
ロケットについての専門的基礎知識を丁寧に説明してくれている。
素朴な驚きが随所にある。
最後はアクロバティックだが、想像力豊かで楽しかった。
・小惑星帯はかなりスカスカ。
・非プラズマ状態は、宇宙でまれな状態。
・この本では、月より遠い宇宙を深宇宙という
・地球に突入する際の、運動エネルギーが熱エ...続きを読む
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