オリンピックの身代金 上下合本版

オリンピックの身代金 上下合本版

1,320円 (税込)

6pt

4.5

小生 東京オリンピックのカイサイをボウガイします--

兄の死を契機に、社会の底辺ともいうべき過酷な労働現場を知った東大生・島崎国男。彼にとって、五輪開催に沸く東京は、富と繁栄を独占する諸悪の根源でしかなかった。
爆破テロをほのめかし、国家に挑んだ青年と、国家の名誉と警察の威信をかけて島崎逮捕に死力を尽くす捜査陣。行き詰まる攻防の行き着く先は?

『罪の轍』の落合昌夫が孤独なテロリスト島崎国男に挑む傑作長編。
第43回吉川英治文学賞受賞作。

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オリンピックの身代金 上下合本版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    交錯するオリンピックの光と影

    初めて読む作家さん。昭和39年、オリンピック直前の東京。初めは古いタイプの推理小説かと思って
    いたが、全然違っていた。
    文章が読みやすく、飽きさせない。また、オリンピック開催の頃の当時の世相がよく書かれており、臨
    場感もたっぷり。インターネットも携帯もない、もう50年以上も昔の話なのに、今、す

    0
    2020年05月09日

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    大学生がオリンピックを人質にし警察を相手に脅迫事件を起こす物語。
    主人公の島崎は異常な犯罪を重なるが、変わり者でどこか憎めない。
    ヤクザの組事務所に乗り込んでいく場面はヤクザもたじたじになっていて笑えた。
    上下からなる長編だが、続きが気になりあっという間に読み終わった。

    #ドキドキハラハラ

    0
    2023年06月27日

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