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Posted by ブクログ 2017年04月28日
ロックが音楽ジャンルではなく、ムーブメントだった時代。ラジオにかじりつき、FM放送から流れる曲に息を止めてタイミング合わせ、録音ボタンを押していた。まさに同じ。本書に書かれている奥田少年の音楽体験は、最初から最後まで自分のそれとかなりの部分がぴったりシンクロし、当時の記憶を懐かしく思い起こしながら読...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月05日
久しぶりの奥田エッセイ。期待通りに、いやそれ以上に面白かったー。好きだなあ。
著者がロックおじさんであることは知っていたが、その始まりとなる中学から高校までのゴールデンエイジのことが語られている。同い年である私には、ああそれよくわかる!というエピソード満載。①田舎育ちの②50代で③多少なりとも「洋...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月17日
本作は、奥田英朗さんによる洋楽エッセイ集である。田舎の中学生・オクダ少年が、少ないお小遣いと環境にめげず、いかにロックに夢中になったか?
オクダ少年と同様に、洋楽に夢中になった少年時代を送った読者には、気持ちがよくわかるし、懐かしさが込み上げるだろう。僕が最初に友人からテープにダビングしてもら...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月03日
誰が言ってたかなぁ
人はこれまでに食べていたもので出来ている
さしずめ「文」ならば
これまでに触れてきたもの
これまでに見てきたもの
これまでに聴いてきたもの
これまでに考えてきたもの
に
支えられてくるのでしょうね
1959生まれの奥田さん
その時代に生まれて
そのあと
耳に入ってきた「音」
...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月31日
岐阜県各務原市という田舎町(作者曰く)で1970年代洋楽小僧が誕生したいきさつを、時代への哀惜の念を込めて描く
好き者にはたまらないだろう、と思われる一冊
鑑賞力の素地がないと退屈な大人になってしまう。鑑賞こそ趣味の王道という作者の意図が十分に伝わってくる
読後、LPレコードを処分したことを激しく...続きを読む
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