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コーチ経験もなく監督に就任したものの、周囲の心配をよそに名選手を育て上げ続ける知将・栗山英樹監督が、毎日つけているノートの言葉を初めて紐解き、人と組織と自分自身の育て方を解説。なぜ勝てないのか、なぜ勝てるのか。どんな時に人は育つのか。万人に通じる勝利と育成の方程式がここにある。組織を率いるリーダーのみならず、子供を育てる親や教師にも、また自分をより良く成長させたい若者にも贈る、熱烈メッセージ。
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Posted by ブクログ
昨年WBC後に手に取り一気読み。 今回再読しました。 栗山監督が歩まれてきた道のりが、古典の金言と重なり学びの多い本ですね。 リーダー、将たるものの考え方や行動を学ぶに素晴らしい一冊です。
古典や著名な方の言葉と経験をリンクさせ、とても読みやすい内容でした。論語とそろばんをもう一度読もう。
栗山ジャパンの礎がわかる本。いろんな書籍や先人の教えから学んでいることがわかる。引用が多くあるので、勉強家なのが伝わってくる
仕事で精神的にダメになった1ヶ月前に「できない原因を見つけあげて褒める」という栗山監督の言葉に救われて、手に取ってみた現在。人としてすごく尊敬できる人であるし、何より孔子などの古人のお言葉をくみとって現代に生かせるように書かれていて見入ってしまいました。栗山監督すばらしい人です。
栗山さんがノートに残してきた珠玉の言霊集。 どんな時も驕らず昂らず、誰かに感謝して、自分に問いかけて、自分を磨き続ける。それってとっても難しいことだけれど、たくさんの本から出会うこういう言葉たちとそれを書き留めたノートが、道を外れそうな自分をもう一度立ち止まらせ、奮い立たせてくれるのか。 大事なのは...続きを読む飲んで終わりにしないこと。 始めよう、今日から。 ありがとう。
トータルして感じたことは、栗山さんは感謝の気持ちを持ち、自分を支えてくれる人たちのために生きているということです。 自分だけが良ければ良いという考えは持たれていないことを強く感じました。 その境地を開拓されたのも、書き綴ったノートのおかげでしょうし、その前提には読み続けている本のおかげなのだと思いま...続きを読むす。 自分は非力であることを自覚し、そのためにずっと勉強し続けていらっしゃる努力の方なんですね。 私と照らし合わせてみると、決して現状に満足しているわけではないのに、栗山さんの様に勉強出来てないですし、努力の大切さを教えて頂きました。それもコツコツと地道に継続して勉強することの大切さを教えて頂きました。 本に出てくる数々の言葉を一度ではインプット出来ていないので、何回も読み返したい本です。
野球へのアツい思い、 人を大切にする心、 挑戦し続ける熱意… あのドラマのようなWBCは、これまでの栗山監督の行動一つ一つの積み重ねだったような気がする。 だからこそ、「野球の神様」が微笑んでくれたのだと思う。 そこまで野球に興味なかった私のような人の心もとらえるような試合だったと思う。 これ...続きを読むを読むと、大変な読書家だったのだと改めて感じる。今も昔も、人としての生き方は普遍的に変わらない。 これからも、つまづきそうになったときに、力をくれる、そんな一冊になった。
スポーツ選手の自伝?を初めて読んだが、WBC世界一の実績もあり、考え方やこの人への尊敬含め説得力のある一冊であった。 この本が出た当初は、普通に素晴らしい監督だっただけだったかもしれないが、この当時から将来に何か残すことを意識されていたのは予言のようで素晴らしいと思う。 また、試合が上手くいかなか...続きを読むったときには、自分の反省をしっかりして、ノートに残すこと、成長できるチャンスと思うこと、等考え方が非常に参考になった。僕も日記をつけているが反省や振り返りからの成長が出来るよう心がけていきたい。
WBCで世界一に輝いたサムライジャパンの栗山監督といえば、今や知らない日本人はいないだろう。 日本ハム時代においてはリーグ優勝2回、日本一も経験している名勝である。 しかしその経歴は決して輝かしいものではなかった。 選手時代は病に苦しめられ、短い現役時代は満足のいくものではなかった。 そんな彼が監...続きを読む督になり、かつ続けられた理由が読書であり、またその読書の中で必要な言葉を書き出したノートが本書の元になっている。 過去の偉人や君子の言葉や中国の古典から学び、それを選手の教育やチーム運営、また勝敗における戦術や自身の心の調律に活かすなど、栗山野球の秘密が余すことなく記されている。 一読してこれは経営書を読んでいるのではないかと錯覚するほど内容ではあったが、人を使うこと、そして人を使う立場の人物はどのような心であるべきか、という課題は職種を超えて共通のものなのだろう。 真なる成功とは何か?を知りたい人にお勧めの一冊である。
いい本です。 ご存知プロ野球チーム日本ハムの監督である、 栗山英樹氏の人を動かす言葉が詰まっています。 野村(克也)チルドレンであるだけに、言葉を 大切に、そしてその勉強を欠かしていません。 特に現役時代に輝かしい活躍をしたわけでも なく、どちらかといえば最近の指導者としての 功績が脚光を浴びて...続きを読むいることが多いです。 当然、人を育てるにあたっては、本を読み、 それをノートにまとめて機会があるごとに、 選手たちに伝えています。 あの大谷翔平選手にも、です。 その内容は主に古典から引き出しているものも 多いですが、その原典が幅広いのです。 論語は当然として、易経などのいわゆる「五経」 を始め、良寛和尚の「戒語」からも引いていま す。 「人を育てる言葉」学べる一冊です。
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