前略、顔のない騎士と恋を始めます。【電子特典付き】

春臣あかり / IRIASU

「選ばれた十二席（ヘルヘニル・ツヴェルフ）」の一人になる――。
その夢を抱き【仮面造形師】の試験を受けに王都へとやってきたイルゼは、そこで漆黒の仮面をつけた寡黙な騎士ヴィンセントと出会う。
“顔のない騎士”と揶揄され、素顔に醜い傷と凄惨な過去を負う彼に、たまらなく惹かれていくイルゼ。
だが仮面を作らせてほしいと頼むも「お前とは関わりたくない」と一刀両断され!?
【電子限定！ 寡黙な騎士と新米造形師イルゼのときめき（!?）な日常を描いた書き下ろしショートストーリー「恋は時間差で来る」を収録！】

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル / ビーズログ文庫
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: ビーズログ文庫
• 電子版発売日: 2019年10月15日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ぺりー · ★★★★★]

なんかかわいいお話

あっと驚くほどの展開はありませんが、話は面白かったし、読みやすい文体でどんどん読み進められました。

一生懸命なイルゼや、なんだかんだと優しいヴィンセントが可愛くて応援したくなります。設定もファンタジー好きな私向きで楽しかったので、ぜひ続編を書いて欲しいなぁ、と思います。

[ブクログ · ★★★☆☆]

仮面造形師になりたいイルゼ。どんな困難があっても、簡単な方の選択肢を選ばないイルゼはすごい。自分が目指すものをここまでハッキリ見ているのって珍しいと思うし。ヴィンセントに冷たい態度を取られたときも、離れるのではなくて理由を知ろうとする。この裏のない真っ直ぐさがヴィンセントを変えたのかも。と思った。この２人の今後をもっと見たくなる話だった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

知人が初めて本を出版するということで購入。

ファンタジー系で少し入り込むのに時間がかかったけれど、いつのまにかのめり込んでしまい一気に読み終わった。

退屈なシーンがあまりなく、終始次はどうなる？と気になりながらページをめくった。

次回作があるならまた読んでみたい。

[あずき · ★★★★☆]

最後までよみたい

先はなんとなくよめていたものの、謎解きのような、恋愛のような小説で楽しんで読むことができました。ただ、恋愛成就とはいかず少しもやもやしたものが残ります。保護者目線なのか、男女目線なのか、本心を知って顔を赤らめるものの最後までその気持ちがはっきりしなかったので星ひとつマイナスにしました