新哲学入門

新哲学入門

902円 (税込)

4pt

3.7

哲学とはなにを解明しようとする学問なのか。近代哲学の行きづまり状況はいかにして打破さるべきか。従来の物的世界像から事的世界観への転回をはかって独自の哲学体系を構想し各方面に波紋を投じている著者が、認識、存在、実践の三つの側面から、私たちを捉えている近代的世界観の根底的批判を展開し、新しい知の枠組への案内を試みる。

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新哲学入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1988年に出版された同書のアンコール復刊を手に取りました。本書ではまず哲学とはどういう学問なのかという著者の見解が示された後に、認識論、存在論、実践論の大きく3つのテーマが取り上げられています。ただ著者も冒頭に述べているように、1番のウェイトは最初の認識論に割かれていて、そこでは廣松氏の代名詞とも

    0
    2023年05月04日

    Posted by ブクログ

    独特の言い回しが癖になる。
    認識観は同著者の「哲学入門一歩手前」とかぶる部分が多い。
    後半の2章、存在観と実践観が少し新鮮。
    難解そうなのに、さっぱりということはない。
    ユーモアさえ感じる。
    霊魂とかに真面目に取り組んでいるからだろうな。
    最期は、哲学者は革命家たれ的なことが書かれてあり、過激だった

    0
    2021年12月27日

    Posted by ブクログ

    読み始めた頃は、無理して難しい言葉を使っているような感じがして読みにくかった。
    中盤を過ぎると何となく慣れてくる。
    ただ、章毎に書かれきていない感じがしてもやもやが残る。

    0
    2014年03月06日

    Posted by ブクログ

    著者の哲学の入門書。認識論、存在論、実践論の3部で構成されている。

    第1章では、著者の「四肢的構造」論が解説されている。著者はまず、意識対象・意識内容・意識作用という三項図式を取る近代的認識論の枠組みの問題点を指摘し、現にあるがままの知覚風景的な場面から出発しなおすべきだと説いている。その上で著者

    0
    2013年03月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    物理学を理解していない人、哲学が好きな人でなければ、決して分かりやすくない。
    廣松渉の本の中では、分かりやすい方だという趣旨で分かりやすいだけかも。

    本書と廣松渉の講談社の「哲学入門」の両方読んで、何も感じるところがなければ、他の廣松渉の本を読まない方がよいという意味で、 廣松渉入門だと思って

    0
    2013年01月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    哲学とはなにを解明しようとする学問なのか。
    近代哲学の行きづまり状況はいかにして打破さるべきか。
    従来の物的世界像から事的世界観への転回をはかって独自の哲学体系を構想し各方面に波紋を投じている著者が、認識、存在、実践の三つの側面から、私たちを捉えている近代的世界観の根底的批判を展開し、

    0
    2011年04月24日

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