江戸の終活~遺言からみる庶民の日本史~

江戸の終活~遺言からみる庶民の日本史~

946円 (税込)

4pt

4.0

天下泰平の世に形成された「家」は肉親の死を身近にし、最期を悟った者は自らの教訓を込めて遺書を記した。それは万感の心情が表れた文章であるとともに、当時の社会が分かる貴重な「史料」である。私たちが教わってきた歴史とは、有名人の業績と大事件のあらましだが、本書では教科書に載らない市井の人々の声に耳を傾ける。遺書という史料を読むことで歴史学を体感しつつ、異なる時代の人生から今に通じるヒントを得る。

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江戸の終活~遺言からみる庶民の日本史~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    遺書を書いた人の家庭環境まで考察しており面白かった。
    父母は戦国時代を生き、その経験を聞いた遺書の作者がどう生きただろうか。戦国に比べれば平静の世とは言え、打ちこわしや一揆という動乱の中感じたこと。
    遺書が書けるくらいに恵まれた人なので、この本の登場人物は、遺書を残した人はある程度地位が高く、金があ

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    2021年05月09日

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