ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
男子ってホントにバカだよね、と言い合っていたあのころ。「生理が来ませんように」と祈っていた不安な毎日。女子高に入り、髪を伸ばし、やっとオシャレに目覚めたり。一目惚れした初恋では妄想がさく裂!? なんにもしないまま「青春」を送っていることに初めて気づいた17歳。やっと自分の将来について考え始め“さくらももこ”になるまでの甘酸っぱい日々を、笑いと涙で綴った自伝エッセイ。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
小学校、中学校、高校時代の、さくらももこの思春期、男子との関わりや楽しい女子高時代などの話。 ふふっと笑える。 思春期の男子への意識をまとめた本なのかと思いきや、最後の方で今まではぼんやりとした夢だった漫画家を目指す事を決め、デビューに至るまでの過程が書かれていてなんだか泣けてきた。 初めて書いた...続きを読む少女漫画は微妙な評価で、落語家を目指そうとするものの弟子入りの声をかける勇気がです、普通の人生を歩もう…と決めた後に書いた作文が物凄く褒められる。 エッセイ風の文体が良いと褒められたため、エッセイ漫画を書こうと思い至り、入賞を果たす。 それから何度も挑戦しては入選し、漫画家デビューが決定した。 高校2年くらいまで本当に何もせずだらだらのんびり生きていたの、わかる。目標がなくのんびり楽しく過ごしていても生きていけるのよね。私もそのたちだ。 それが、目標と頑張る方向が定まった途端に、誰に反対されてもひたむきに行動できる様は尊敬する。 あと、顔だけで好きになった話したこともない男の子への恋に対し、「自分は気楽に愉快に過ごせればいい。面白いことが好きな人がいい。彼が別に面白くもなんともなかったら、私は彼を振るだろう」と自分で気づけるのが偉い!!これが高二の話だから、ちょっと遅い気もするが。 お気に入り場面 ・ヒロシに「もう一緒に風呂に入らないから」と急に宣言したら、ヒロシは「は?何で?」と実に意外そうな顔をした。ヒロシだけでなく、他の家族もキョトンとしていた。誰一人、私の事を年頃の娘だからとは思っていない様子である。姉の時には皆、別に意外にも思わなかったし、キョトンともしなかったのに、私の時にはこんなにあからさまにキョトンとするなんて失礼だ。 ・先生の宣言通り、次の日のホームルームから、先生は本当に顔を出さなくなった。もちろん誰も気にせず、「先生がいなくて楽しいね」と言いながら全員ムダ話やスナックを食べたりしていた。気楽に過ごしているだけなのに、先生は一体どうしてあんなに怒ったりしたのかな? という程度にしかみんな思っていなかったのである。 ・オカメインコを持って帰ると、母から「またそんなの買ってきて、どうせあたしが面倒見なきゃなんないんでしょ、嫌だねぇ」と嫌がられ、ヒロシからは「また死ぬぞ」と不吉な事を言われた。口下手なくせに、つまらない事だけは平気で言うのがヒロシの特徴だ。 ・これまでの人生で、いろいろうらしいことはあったが、これよりもうれしい瞬間というのは体験した事がなかった。今後、またこんなうれしさがあるといいなとは思うが、たぶん人生で二度は無い気がする。 ・家族は「何回も入賞したって、デビューなんてできっこない」と口を揃えて言っていたが、私は無視した。そんなもの目指してもムダだ、やめた方がいい等と家族以外の親戚の人にまで言われたりしたが、大きなお世話だった。素直にやめたとしても、誰も私の人生の責任なんてとってくれない。他の人の人生じゃない、私の人生なんだ、と誰かに何か言われるたびに強く思った。
学生時代、学校を行く前に毎朝アニマックスで見ていたちびまる子ちゃん。母と出身が同じ清水区で親近感を覚えていた。 エッセイではちびまる子ちゃんで表されていた小学校時代以外の時を、さくらももこさんがどう人生を歩んできたかが分かる。 ひとりずもうでは、高校生の時に漫画家という夢に向かって負けじと努力する姿...続きを読むが描かれていた。ちびまる子ちゃんではぐうたら怠け者のイメージだったまるちゃんが、あんなに頑張って今では日本中の誰もが知っているキャラクターになったのかと思うと感動した。 あのまるちゃんがあれだけ頑張ったのだから、私ももっと頑張りたいと思えた。
通勤定期を持つまでは、どこまでも自転車で行っていたが、本当に自転車が好きなのではなくタダで歩くより楽だから。笑 朝のシンとした澄み切った空気が好きなので早起きではあるのだが、昼間にたっぷり昼寝をし、昼食を食べ、また寝てと、まあ確かに毎日規則正しくだらだらしいた。 親からしたらそんなの屁理屈でしかない...続きを読むのだが、しょうがない。 なんだか共通点が多くてクスクス笑ってしまう。 妄想好きなところまで
さくらももこのエッセイは本当におもしろいなぁ 現在中3、受験なしの娘がおそろしく何もせずだらしないのが本当に嫌だったが、少しばかり気持ちが晴れた。 とはいえ、スマホありの生活なので、さくらももこの時代とは違うと思いますが、、 そして推薦で学校決められるくらいだから、やるべき事はやっていたんじゃないで...続きを読むしょうか。 そこもまたうちの娘とは違うなぁ とにかく今回も元気が出る一冊でした。
読みながら「なんでこんなに面白いの〜!」とひとりごとを言ってしまうくらい爆笑しながら読んだ。さくらももこさん大好きになった
高校3年からのスイッチが入ったももこさんに感激しました。 成し遂げるということは、こういうことなんだなぁとシミジミです。 ももこさんのエッセイ三冊目ですが、これが一番良かったです。
あとがきの言葉の強さにびっくりする。何なら勝手にファイトがでてくるかって自分ではわかってるんよな。面白かった! 手元に置いときたい。(次の家に引っ越したら買う)
さくらももこさんの青春時代を題材にしたエッセイ。 ニヤニヤしながら読んでいくと、最後が秀逸。 やっぱりこの人はすごいな…と最後の4つのストーリーで思った。 その4つをグッと感じさせるための、長い長い前段だったんだなと。してやられた。 もっと良いのはあとがき。人生に関するハッとさせられる一言があっ...続きを読むた。 ありがとう、さくら先生。
匿名
ずっと読みたかった1冊
面白かった!読んでよかったです!さくらももこさんの作品が好きなので、楽しく興味深く読ませてもらいました。ありがとうございます!
#深い #笑える #タメになる
えっ!で始まり、えっ・・で終わる一冊。中学から高校時代のさくらももこさんの自伝。他の方の感想にもありますが、突然運命の歯車が回り始めるので驚きます。しかも、今までダラダラしていた分を取り返すように激しく。あとがきも、このエッセイの半分以上をダラーと過ごしていた人とは同一人物ではないようなシャキット感...続きを読むがあり、励まされます。やりたいことが明確にある人は強いと思いました。 とはいえ、半分以上は妄想(美人のハーフの話は爆笑ものです)やちびまる子ちゃんの延長のような話で本当に楽しく読めます。 ●はじめの「えっ!」とは 「性についての正しい知識」という言葉が冒頭にでてくるんです。まだ8ページ目だけど??大丈夫?となりました。実はわたしも『「そんな恐ろしい事」が毎月起こっているのによく平気な顔をしているなァ』と思う側の人間です。でも、そこで、『うぐいす色なら衝撃が少ない』など笑える展開にもっていけるところがさすがです。 ●ひとりずもうとは 「相手がいない、もしくは全く問題にされていないのに、一人で夢中になって取り組むこと。 また、何も得られないことに必死で取り組むこと。」(gooより)さくらさんは自分の青春を端的に表すとひとりずもうだと思ったのだと思いました。例えば、胸が膨らまなければ・・と思いでうつ伏せで寝たり、素敵な彼に八百屋の娘と知られないように隠れたり・・さらには家族や親戚に無理だと言われても、子供の頃からの夢である漫画家に挑戦したり。ひとりずもうでも、当たることがある。だからまっすぐに夢中になってほしい。そんなことを伝えているのかなと思いました。 自己啓発本でも「夢中になれ」がキーワードになりがちですが、夢中になり始めるときは、ちょっとしたきっかけなんだなと感じました。 ●最後の「えっ・・」は あとがきの夢の叶え方(向き合い方)や人生の捉え方がひどく現実的だったからです。信号機でも彼の注意を惹くことができるのに・・と考えていた人間と同一人物とは考えられませんでした。この方が「ちびまる子ちゃん」の作者だって?さくらとももこの2人で?という感じ。そのぐらいのギャップでした。そしてその言葉の重みに唸っている間に本書は終わってしまいました。さくらさんは「満喫したなァ」と思って死を迎えられたのでしょうか。もうその言葉を聞くことができなくてとても寂しいです。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
ひとりずもう
新刊情報をお知らせします。
さくらももこ
フォロー機能について
「集英社文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
ちびまる子ちゃん 1
COJI-COJI 1
ひとりずもう (上)
あのころ
ちびまる子ちゃん―大野君と杉山君―
たいのおかしら
さるのこしかけ
焼きそばうえだ
「さくらももこ」のこれもおすすめ一覧へ
▲ひとりずもう ページトップヘ