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Posted by ブクログ 2024年02月29日
顔にアザのある大学院生のアイコが、「顔にアザや怪我を負った人」をテーマにした本の取材を受け、表紙に出たのを機に、初恋と失恋を経験する。
子どもの頃から、アザのことで嫌な思いも、逆に周囲の愛情や本物の友情を感じることもあったアイコ。そのあたりの機微も描かれていて、アイコは幸せだなと思うと同時に色々考え...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月16日
いやー恋愛小説ハマった。島本さんの恋愛小説はナラタージュもだけど、切なくて苦しくてめっちゃ良い!!!!!これぞ恋愛!!!
島本さんの本はペースが良くて読み進めるのも苦じゃない。
好きだけじゃ恋愛はできないという意味が何となくわかった。いくら好きでも自分を大切にすることを第一優先にする事って結構難...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月07日
島本理生さんの作品を久々に読んだ。
顔に大きなあざを持つアイコ。
このあざを通してしか人と関わってこなかったから、人をある意味諦めている。
そんなアイコが、自分のことを写した雑誌、そしてインタビューでの出会いを通して恋を知り、今のままでいる自分を認められるようになって行く。
何回りも大きく成長したア...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月03日
自分の中のコンプレックスであったり、他人といる時に劣等感を覚える感覚を、読んでいて思い出しました。
この本を読むことで、みないようにして過ごしていた自分の中の嫌いな部分・醜い部分と、必然的に向き合わされた感じ。
僕はまだ主人公のように、自分の嫌いな部分を肯定できないです。
いつか自分のそんな部分が、...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月08日
良くも悪くもコンプレックスとかって、他人に気付かされるものなんだなと思った。
この本に出てくる女性は、生まれつき顔にアザがあり授業中に同級生からそのアザをみて、琵琶湖そっくりだと言われる。それを聞いた先生が、何でひどいことを言うんだと怒りみんな謝る。彼女にとってそれまで何とも思ってなかったアザが、こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月01日
新年一発目は島本理生の恋愛ものが読みたいと思い読みました。歳上の男性との片想いという構図は『ナラタージュ』と似ていて、今回も飛坂の「一緒にいるっていうのは、相手を肯定しながら同じ場所にいることなんだからさ。それは立派な理由だし責任だ。」という台詞にグッときました。ただ良くも悪くもいつもよりアッサリ読...続きを読む
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