農政改革 行政官の仕事と責任

農政改革 行政官の仕事と責任

1,760円 (税込)

8pt

4.2

☆強い既得権、しがらみが存在する産業領域をどのように変えていけばよいのか。農協改革をはじめ、行政官として、数々の改革に携わった前農水事務次官の著者が、自らの体験を語る。

☆経済・社会環境の大きな変化など、改革が必要な状況にあって、どのように政策が立案され、利害関係者や政治との折衝など、具体的なルール、制度となっていくプロセスも詳細に語られる。また、さまざまな改革や政策策定における行政の役割も併せて明解に解説する。

☆農政は、まさに国民の暮らしに直結する分野。これまでの改革、さらに今後の日本の農林水産業のあり方についても明示する本書は、農業、行政関係者、研究者のみならず、広く読まれるべき一冊である。

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農政改革 行政官の仕事と責任 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    農林水産省の元事務次官である奥原さんの著書。この本に出会えて本当に感謝しかない。

    農林水産省の行なっている農政改革について、素人にも分かりやすく、要点を絞って記されている。また林業、水産業分野についても簡単ではあるが、その政策が紹介されている。新聞記事では、政策の思いや裏側が分からないこともあるが

    0
    2019年10月29日

    Posted by ブクログ

    仕事柄、読まないわけには行かないと言うことで。ここまでの芯を持ってる方だからこそ、ここ数年の改革があったのだなと思いました。そしてここ数年どころか、ここまで主要な政策に歴年関わっていたとは。

    0
    2019年10月31日

    Posted by ブクログ

    末尾で秋山真之の天剣漫録を引用しているとおり、危機感や矜持を持った生き様が一貫していると感じました。農水省にもすごい役人がいたのだと、自分の認識の狭さを実感しました。

    0
    2019年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本農業がどのような変遷を辿り、今日に至るのか興味を持ったので読んだ。
    補助金頼みの業界であるので経営意識が低く、他国と比較しても競争力が低いことは何となく理解していた。
    本書ではその背景には、戦後の国が生産量を管理する方式が供給過多になったにも関わらず、農協の集荷するのが仕事であるという思考から仕

    0
    2021年11月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    行政官としての心構えが勉強になる。
    実際、完璧に誰からも嫌われずにやるのは無理だから、ある程度達観することが必要。

    「自分の意見を常に持つように心がける」
    「自分の専門領域内外を常に学習」
    「政策の立案・遂行に必要なのは、想像力と創造力」
    「政策課題に正面から対応した解決策を考えることが重要」

    0
    2019年11月30日

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