ほう統 孔明と並び称された蜀の大軍師

ほう統 孔明と並び称された蜀の大軍師

610円 (税込)

3pt

3.0

三国時代の幕開けの頃、荊州の都市・襄陽で、のちに鳳雛と称される大才の賢士が産声をあげた。少年時代はあまり評判を得なかったほう統だが、人物鑑識眼で有名な司馬徽が主宰する、私塾入門をきっかけに、めきめきと頭角を現しはじめる。さらにそこで、諸葛孔明と運命的な出会いを果たすこととなる。司馬徽の私塾を巣立った若者たちは、大志を抱きながらそれぞれの道を歩みはじめる。ほう統は、太守・劉表の病死により、いち早く荊州の動乱を予見し、呉都の郊外に居を移す。その地で期せずして、旧友・孔明と再会したほう統は、周瑜から呼ばれ、曹操への「火攻めの計」について意見を求められる。ほう統はたちどころに「連環の計」を具申し、自らその陣営に赴き、見事なまでに曹操を欺くことに成功する。結果、赤壁の戦いを大勝へと導くのである。諸葛孔明に優るとも劣らない蜀の大軍師の生涯を描く、長編歴史小説。

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ほう統 孔明と並び称された蜀の大軍師 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    遂に鳳として羽ばたかずに終わった鳳雛の物語。
    短いながらも彼の青年時代が描かれている部分が楽しかったです。

    他は演義に準じて淡々と。期待のしすぎはいけませんが
    士元さん好きなら読んでも良いんじゃないでしょうか。

    0

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