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「やりたいこと」を諦めたことも、
「やりたくないこと」を我慢したことも、
僕には一度もありません。
思想家・内田樹の痛快人生案内!
心と直感に従って生きればいい。
無理して決断する必要はない。
「なんとなく」選んだことが、
自分にとって一番いい状態だから。
豪快すぎる半生記!
いじめが原因で小学校で登校拒否
受験勉強が嫌で日比谷高校中退
親の小言が聞きたくなくて家出
大検取って東大に入るも大学院3浪
8年間に32大学の教員試験に不合格
男として全否定された離婚
仕事より家事を優先して父子家庭12年
*昭和の時代を伝える「非日常写真館」も
<あとがきより>
「自分らしさ」という言葉が僕はあまり好きじゃないのですが、
それでもやはり「自分らしさ」というのはあると思います。
ただ、それはまなじりを決して「自分らしく生きるぞ」と力んで創り出したり、
「自分探しの旅」に出かけて発見するようなものじゃない。
ふつうに「なんとなくやりたいこと」をやり、
「なんとなくやりたくないこと」を避けて過ごして来たら、
晩年に至って、「結局、どの道を行っても、
いまの自分と瓜二つの人間になっていたんだろうなあ」という感懐を抱く……
というかたちで身に浸みるものではないかと思います。
僕がわが半生を振り返って言えることは、
僕は他のことはともかく「心と直感に従う勇気」については
不足を感じたことがなかったということです。
これだけはわりと胸を張って申し上げられます。
恐怖心を感じて「やりたいこと」を断念したことも、
功利的な計算に基づいて「やりたくないこと」を我慢してやったこともありません。
僕がやったことは全部「なんだかんだ言いながら、やりたかったこと」であり、
僕がやらなかったことは「やっぱり、やりたくなかったこと」です。
というわけですので、この本はできたら若い方に読んでいただいて、
「こんなに適当に生きていてもなんとかなるんだ」と安心してほしいと思います。
Posted by ブクログ 2022年11月10日
私が尊敬する内田樹さんの自伝。
いろんなところで書いている通りの「嫌なことを我慢することができない」半生を語る。
「このまま行くと大変なことになりそうだ」というところで手を打たないといけないこと。
決断しないといけない場面は、もうすでに間違った選択肢を通過してしまっていること。
自分の体が出すサイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月21日
内田先生の自叙伝とは知らずに読み出す。
あぁ、わたしがこの先生を好きな理由がはっきりわかった。
子どもの頃の記憶で覚えている、いくつかの理不尽な仕打ちに、きちんとらNOを言ってくれるからだ。
わたしの父親は、甘やかすと人間はつけあがるからと言い、優しくしてくれなかい人だった。
その結果出来上...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月24日
敬愛する内田先生のこれまでの人生がどんなだったのか、知らなかったことも多々あり、「そうだったんだ!」とまるで人の噂話を聞くかのような、不思議な感覚にとらわれる。
それにしても、帯文の「小学校登校拒否」、「高校中退」、「家出」、「大学院3浪」、「32大学の教員公募に不合格」、「離婚」、「父子家庭12年...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月12日
「そのうちなんとかなるだろう」というタイトルから好き。
「なんだよ、ちゃらちゃら生きて楽しやがって。」って思われるような生き方がしたい。なんか最近もう無理って感じがしてきた。「入ってはいけないほうの分かれ道」に入ってしまったのだろうか。
"でも、僕は本を買ったり、芝居を見に行ったり、映...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月09日
いつもの調子で読み始めたら…
まさか、内田先生が自伝!?!!
吃驚(*_*)
でも、今まで部分的にしか知らなかった「内田樹はこうしてできた!」をご自身の解説付きで拝読できたのは、めちゃ嬉しい✨
内田先生の著書としては稀にみる速さで読めたし…( ̄▽ ̄;)
21日に大阪で行われるご講演が楽しみぃ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月02日
本の帯には、著者の破天荒な半生のトピックが
キャッチコピーよろしく書かれている。
いじめが原因で小学校を登校拒否
受験勉強が嫌で日比谷高校中退
親の小言が聞きたくなくて家出
大検取って東大に入るも大学院3浪
8年間に32大学の教員試験に不合格
男として全否定された離婚、
仕事より家事を優先して父子...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月11日
流れに任せて生きていていくとか起こったことをとりあえず信用するとか
引き寄せ系の本やブログで見ていいな、そうしてこうと思ってたけど
改めて力強く肯定してもらった感じ
何があろうと自分である限り行き着くところは同じ。直感に従って生きていく。
身近なとこだと会社の異動とか結婚とか
いいやこうだからこうし...続きを読む
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