トロイメライ

トロイメライ

1,320円 (税込)

6pt

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やさしくて、せつなくて、うつくしい。小説とイラストのすてきな出会いを、あなたに。
書き下ろし作品を含む短編集。

大人気作家・村山早紀の書き下ろし作品を含む3つの短編に、数多くの装幀で知られるイラストレーター・げみの世界観に寄り添うやさしいイラストが彩る、華麗な1冊。『春の旅人』に続くコラボレーション第2弾。
オールカラー・全イラスト描き下ろし。

【収録作品】
あなたの心に寄り添う、3つの物語----。
「トロイメライ」:近未来、ロボットがぐっと身近になった世界。愛美ちゃんはお父さんと、ロボットのお兄ちゃんと暮らしていたのだけれど......。
「桜の木の下で」:大晦日、久しぶりにゆりちゃんが帰ってきた。同じ年にうまれた猫と女の子の物語。
「秋の祭り」:山奥に捨てられてしまった古いお雛様とお内裏様、三人官女。そんなお人形たちに、ある夜魂が宿ります。

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トロイメライ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    春にひまわりが咲く、ロボットと共存して生きていく…
    本当に起こってしまいそうで怖いなぁ
    戦争も良くないしいろいろ考えさせられる
    挿絵も綺麗で短編集ということもあり読みやすい
    「桜の木の下で」「秋の祭り」 はほっこりする!

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    村上早紀 × げみさんコラボ作品
    「トロイメライ」を読みました。
    表題作「トロイメライ」の他二編の、短編集。
    どれも、とても良かった。

    「トロイメライ」とはドイツ語で「夢」という意味。
    シューマンの有名なピアノ曲。
    ゆったりとした夢心地気分の幻想的なメロディ。
    オルゴールなどにも使われていることも

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    こちらも村山早紀さんとげみさんのコラボ作品です。村山早紀さんの描くストーリーに、げみさんの挿画、もうホントすごくいいんです♪

    「トロイメライ」:向日葵が春に咲く近未来、ロボットが人間とともに日々の生活を送るようになっていた…。ある日突然勃発した戦争に、人間とロボットが駆り出されることになったとき、

    0
    2023年05月15日

    Posted by ブクログ

    あまりこの手の本は読まないのですが読んでよかったと思います。
    心が温かくなったり切なくなったり感情は少し忙しかったですが、綺麗なイラストもあり読みやすかったです(^-^)

    0
    2021年02月04日

    Posted by ブクログ

    村山早紀せんせいの文章にげみさんの絵。
    これ以上ないという組み合わせ♪
    表紙の青年って、あの人だよね。
    読み終えて見返してなんだか切ない。
    でも、切ないだけでない美しさがたまらない。
    表題作、未来の、やりきれない世界だけど、あのラストに
    大きな希望を感じる。
    でも、個人的にはお雛様のお話が1番かな。

    0
    2019年06月04日

    Posted by ブクログ

    小さな物語にそれぞれ味があって、少し切なくもあり、温かくもあり、楽しませていただきました。

    挿絵も綺麗で、物語をイメージしながら読み進められました。

    ありがとうございました。

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    『トロイメライ』、『桜の木の下で』、『秋の祭り』の三作品を収録した文章とイラストが綺麗な短編集です。
    『トロイメライ』は夏は死ぬほど暑くなりロボットが普及し、そして戦争が続く未来を描いています。
    兄を亡くした愛美を主人公に、兄の代替ロボットのシロウや隣に住む弘志などの個性的な登場人物が物語を彩ります

    0
    2021年02月04日

    Posted by ブクログ

    『シロウさんもソラタも、わたしは作り物には思えない。数十年前の、ロボットがこんなに進化していなかった時代の日本人が、ふたりを見たら、きっと魔法みたい、お話の中の存在だっていうだろう』

    世界初の二足歩行ロボットは1969年に発表され、それ以降地道な研究開発が多くの研究者の間で続けられてきました。19

    0
    2021年01月27日

    Posted by ブクログ

    大人向けの絵本かな。
    村山さんの3つの短編とげみさんの絵で構成されています。
    大きすぎず、小さすぎずちょうど良い大きさの本だと思いました。
    SF色の強い表題作とファンタジー2作と思いました。
    表題作は哀しいトーンでしたが、ラストで救われました。
    ファンタジー作品は心温まる作品でした。
    立東舎さんでは

    0
    2019年12月11日

    Posted by ブクログ

    すべてがそうではないけれど…
    一番はじめの話『トロイメライ』が、優しくて悲しくて切なくて…とても印象に残りました。
    20X0年。春が夏のようになり、ロボットが戦争に行く時代。そうしてしまったのは現代人である私たちのせいなのか…。
    考えさせれます。

    0
    2019年11月30日

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