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戦国の世、尾張の国に生まれた堀尾吉晴は、秀吉と出会い、頭角を現し、幾多の戦いに参加。信長からも「わが者ぞ」と呼ばれる存在となる。秀吉の軍師・竹中半兵衛、尼子家再興を目指す山中鹿之介らとの出会いを通して「治国平天下」を志す武人となった吉晴は、鳥取城、備中高松城などの戦いで、優れた交渉人としての活躍も見せる。歴史に埋もれた名将を描いた超大作!
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Posted by ブクログ
守護代岩倉織田氏に仕える堀尾家は信長の岩倉城攻めの結果、浪人することになる。その後信長の岐阜攻めに手を貸した茂助(のちの堀尾吉晴)は秀吉に仕えることになる。秀吉の外交官、ネゴシエーターとして活躍し、松江藩の初代藩主とな堀尾吉晴の一代記。
「そんな分厚い本?!何日で読みますか!?」と尋ねられるような感だが…結局、かの織田信長が終わり全般を未だ掌握しておらず、尾張国内で抗争が展開していたような時代から、織田信長麾下の豊臣秀吉(木下藤吉郎、羽柴秀吉と名乗りを変えているが、最も知られている名で綴っている…)が携わった戦い、<本能寺の変>と事...続きを読む後の色々な戦い、朝鮮出兵や豊臣政権の弱体化や<関ヶ原合戦>とその後の徳川幕府の黎明期と、「概ね半世紀」にも及ぶ堀尾吉晴の人生を綴ろうという作品なのだ…ヴォリュームも膨らむ筈だ…
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