道なき未知

道なき未知

1,100円 (税込)

5pt

4.0

「生きづらさ」を「生きやすさ」に
変える「発想」というマジック
作家・森博嗣が伝授する万能の秘訣

「今、この本に出会えてよかった。」と、思える本との出会いは最近ありましたか?
あなたが大切にする人に、どうしても教えてあげたい本を何冊持っていますか?
言葉を使うこと、そして考え追究することを職業としてきた作家森博嗣の思考と発想のエッセンスが凝縮された「あなた」のための一冊。
そして「あなたが大切にする人」のための一冊でもあります。

(以下本文より抜粋)
道は、歩かなければ行き着けない。道が人を運んでくれるのではない。人を歩かせるものは、道を見ている目、見えない先まで思いを馳せる頭、そして、一歩ずつ繰り返し交互に前に出る足である。
道の先にあるものは未知だ。なにかがありそうな気がする。この予感が、人を心を温める。温かいことが、すなわち生きている証拠だ。
したがって、行き着くことよりも、今歩いている状態にこそ価値がある。知識を得たことに価値があるのではなく、知ろうとする運動が、その人の価値を作っている。
たとえば、人生という道だって、行き着く先は「死」なのだ。死ぬことがこの道を歩く目的、価値ではないことくらい、きっと誰でもわかっているだろう。

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道なき未知 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    筆者自身、悲観的に未来を考える方で、しかし実はそれこそが創作活動、創作エネルギーにつながっていることがわかる。
    なんだ、悲観的に生きていて、いいんだって、勇気を与える書。

    0
    2020年01月25日

    Posted by ブクログ

    とてもよかった。
    この人は自分の生き方を貫いている。だから他人に嫉妬することもない。
    人生において仮説を立てることの重要性。
    仮説を立て、それを信じて道を進んでいれば悩みは少ないと書かれていた。
    信じること。
    これが現代でとても難しく、大切なことなのだと思う。

    0
    2019年07月15日

    Posted by ブクログ

    いつもの感じの森博嗣エッセイ
    その辺の自己啓発本を読むよりはよほど意識の改善に役立つ

    「道」の具体的な引き方を知りたい人はモヤモヤする内容だろうけど、そんなメソッドを知りたい人向けの本ではない

    今まで何冊か森博嗣のメジャではない価値観のエッセイ(?)を読んできたけど
    自分がそんな風に生きられてい

    0
    2023年08月21日

    Posted by ブクログ

    面白くするには、考えること。逆にいうと、考えることを放棄することは面白さを味わえないということ。考えることの大切を感じさせてくれる本だった。

    0
    2022年03月29日

    Posted by ブクログ

    こういう価値観もあるのかと。
    「未知」という言葉は、知ることへのベクトルを感じさせる。自分は知らないが、しかし「まだ」知らないだけだ。知ろうとする希望が、人を前進させる。、、、未知こそが教養なのである。
     

    0
    2021年08月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ



    自分の道を見つけ、そこへ挑む姿こそ尊い、ということ。他者の顔色を窺ってばかりでは、道は見つからない。また、人が歩かなければ、道は草木に覆われ、たちまち消えてしまうのである。
    第16回 人間は自然の一部 より

    人生も、あなたが生まれて、あなたが生きてるのは、世界で唯一の条件であって、過去にあなた

    0
    2020年01月12日

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