ふれあいサンドイッチ

谷瑞恵

仲の良い姉妹・笹子と蕗子が営む小さなサンドイッチ専門店『ピクニック・バスケット』。
ここには悩みを抱えた人々が、心を癒す絶品サンドイッチを求めてやってくる。
ある日、蕗子はパンダのアップリケが付いた手作りのパスケースが店内に落ちているのを発見した。
密かに想いを寄せるパン職人・川端さんが持っていたものと似ている。
持ち主は誰だろうとやきもきして……。

「思い出のとき修理します」の著者が贈る優しい感動の物語。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川書店単行本
• 電子版発売日: 2023年03月20日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★★★]

シリーズ３作目。
ゆっくりゆったりと優しい気持ちになれる本。
ねこまんま。。お味噌汁とご飯・カツオブシをご飯にのせて、お醤油ちょっとの両方の食べ方が好きだけど、トーストにカツオブシは思いつかなかった！
そして、この本を読むとサンドイッチが食べたくなる。
クロックムッシュおいしそうだったなあ。
ちなみに、卵のせたらクロックマダムに名前が変わるの初めて知った。

[ブクログ · ★★★★★]

一気読み！もうすでに続編が待ち遠しい！
「あなたの料理は、あなたの歴史。あなたを育ててきた大切なものが根っこにあるはず」
「ほんとうにおいしいものは記憶の中にではなく、大切な人と囲むテーブルにある」
「誰でもこだわりはあるやろし、譲れないこともあるけど、肝心なのは、お互いを思いやれるかどうかやな」
今作もハッとされらる言葉が盛りだくさん！
忘れがちな大切なことを思い出させてくれる。
ごちそうさまでした！

[ブクログ · ★★★★☆]

シリーズ第三弾。笹ちゃん、蕗ちゃん姉妹のサンドイッチ専門店『ピクニック・バスケット』には今回も色々なお客様がやって来ました。

いつものように謎解きも楽しいけれど、やっぱり出てくるサンドイッチが美味しそう。時々無性に食べたくなるアジフライ。それがサンドイッチになるとは思いつかなかった。そしてクロックムッシュにクロックマダム。クロックムッシュは聞いたことあるけど、マダムもあるとは。極めつけはパンシュープリーズ。パーティーとか出てきたら皆喜びそう。

蕗ちゃんと一斤王子のこれからも見届けたいので続編を待ちたいです

[ブクログ · ★★★★☆]

三作目。
お腹がすいてるときに読んだからか、すごーくサンドイッチが食べたくなった。卵焼きのタマゴサンド、トンカツサンド、アジフライサンド！

姉妹と常連客のやり取りににんまりし、新しいお客さんの謎に唸り、楽しい時間だった。コーヒーとサンドイッチがあれば最高なんだけど。
蕗ちゃんの恋の行方含め、もう少しシリーズが続くのかな？楽しみ。

[ブクログ · ★★★★☆]

こんなサンドイッチ屋さんが家の近くにあったら通いたいなと思いながら読んでいました。
そしてサンドイッチが食べたくなりました。

[ブクログ · ★★★★☆]

１つ１つのお話のインパクトは薄い。
ただ、サンドイッチという食べ物を通して、
食べることの意味、作ることの意味、
楽しさや幸せを伝えてくる、笹子と蕗子。

蕗子は料理を作って伝えてくる、
笹子は言動で伝えてくる。
そんなイメージがあった。

サンドイッチがとても好きなんだなと
このシリーズを読むといつも思う。

そして、必ず手に取ってしまう本である。
食のありがたみ、食べることもありがたみ、
食卓を誰かと囲む、それがどんなに大切か
再認識させてくれる本でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

読めて嬉しい第三弾。サクッと読んでしまった。飽きのこない味だから次も読みたくなっちゃうということかな。

[ブクログ · ★★★★☆]

『ピクニック・バスケット』第3弾。こういうお店もの、好きだな。
お店に来るお客様のお悩みが、つながって、解決の方向を向く。さて、蕗子は大好きな川端さんに近づけるだろうか。

[ブクログ · ★★★★☆]

シリーズ3作目。
今回のサンドイッチは、｢誰かのために｣が強く出ていた。
食べてくれる人を思いながら作って、その人と食べる料理はとにかく美味しい！
日々の料理をルーティンではなく、もう少し愛情込めて頑張ろうと反省。
川端さんと蕗ちゃんの恋は、動き出しそうな感じで楽しみ。

[ブクログ · ★★★★☆]

パン作り対決の話が良かった。小学生高学年の思春期な雰囲気がよくでていた。まだ素直なところとでも反抗したいところがわかる〜。妹のために卵を使わない食パンを焼くお兄ちゃん、かっこいい。
蕗ちゃんと川端さんがいい感じ。
最近美味しいサンドイッチ屋さんを発掘した。リンクして良かった。