モスクワの伯爵

モスクワの伯爵

3,960円 (税込)

19pt

ロシア革命後、堕落した特権階級である罪で、一生ホテルから出られなくなった伯爵。絶望に沈みゆくなか、曲者ぞろいの従業員と客との出会いが彼に新たな生き方を選ばせる。艷やかな人物造形、きらびやかな生活描写、上質なユーモアに全世界が惚れた話題の書!

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モスクワの伯爵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人生を投げないって実はすごく難しくて、かっこよくて、魅力的!正しく、賢く、健やかに!健気に!生きたいな!

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    2023年11月02日

    Posted by ブクログ

    めっちゃ好き……
    大変な境遇だけどずっと陰鬱とした雰囲気じゃないので読んでて元気が出るし、出てくる人が親切で良かった……
    ソフィアが好きです。

    0
    2022年08月29日

    Posted by ブクログ

    「優雅な生活が最高の復讐である」という言葉を地でいったような、ホテルという箱庭の中のめくるめく日々。限られた環境の中でも知性と明るさで朗らかに乗り切る伯爵の姿にこれこそが教養だ、という感じがした。

    0
    2022年05月05日

    Posted by ブクログ

    革命政府に無期限の軟禁刑を下され、高級ホテル「メトロポール」の屋根裏で、一生暮らさねばならなくなった、「アレクサンドル・ロストフ」伯爵。

    しかし、心技体ともに貴族としての誇り高き精神を持ち続ける彼の人生は、表向きは以前と変わらぬような、落ち着いた華やかさを見せているように感じるが、振り返ってみると

    0
    2022年02月26日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    軟禁生活の中でもハリを失わない伯爵の生活と、人柄。
    閉ざされた世界の中でも出会いと別れがあり、
    だからこその終わり方だと思った。
    自分が年齢を重ねた時、またもう一度読みたい。
    作中で娘に語り継がれた二つの言葉は私も大切にしたいと思った。

    0
    2022年01月20日

    Posted by ブクログ

    ロシア革命後、革命政府にモスクワメトロポール・ホテルの屋根裏部屋での無期限の軟禁刑を下されたロストフ伯爵。元貴族だからという理由である。誇り高く、裏表のない人物であるロストフ伯爵のユーモアと思いやりに溢れた日々が綴られている。
    印象的な教えは、
    ・自分の境遇の主人とならなければ、その人間は一生境遇の

    0
    2021年10月11日

    Posted by ブクログ

    ホテルに一生軟禁。ロシア革命後の貴族の話なんて
    さぞかし陰鬱な話なんだろうなぁ。と思いきや
    180度違い、紳士で魅力的な伯爵は、決して投げやりにならず、友情や愛を育んでいきます。
    始まりから最後の1行まで面白くて魅了されました。

    0
    2021年09月14日

    Posted by ブクログ

    ロシア革命の混乱期、爵位を持つ多くの白系ロシア人が国外へ逃亡し、異国にあって極貧の生活を余儀なくされたことはよく知られている。

    この物語の主人公であるロストフ伯爵も、革命政府のもと裁判を受け、銃殺刑こそ免れたものの、それまで暮らしていたホテルからの禁足を命じられる。もし、一歩でもホテルから出ようも

    0
    2021年01月20日

    Posted by ブクログ

    614頁!厚い!長い!読んでも読んでも終わらない。何度も挫折しそうになった。でも帯の『時代が変わっても残したいものがあった。革命後、ホテルに軟禁された伯爵。閉ざされた世界で彼は人生を再発見する』に支えられ、読後は感動が待ってるに違いないという思いで読み進んだ。主人公の伯爵はもちろんのこと、他の登場人

    0
    2021年01月11日

    Posted by ブクログ

    2019年の緊急事態宣言時に購入
    閉ざされて世界で生きることになった男の話を、あえて、むしろ救いを求めて読む。でも「感動するぞ!」と意気込まないとやってられない様な状態に世界が一変した為、感覚のバランス(この本を買った理由と価格に引っ張られ過大評価しないか)が保てなくなり、また非常に仕事が忙しくなっ

    0
    2021年01月11日

モスクワの伯爵 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    624ページ
  • 電子版発売日
    2019年05月31日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

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