変えてゆく勇気 「性同一性障害」の私から

変えてゆく勇気 「性同一性障害」の私から

858円 (税込)

4pt

幼い頃から自分の身体に違和感をもっていた著者は、27歳のとき「男性」として生きることをやめ、やがて「女性」として暮らすようになった。今、さまざまな困難を抱える人々の声を聴き、見過ごされがちな問題を可視化するために発言を続ける。誰もが自分らしくのびやかに暮らせる「寛容な社会」を創るための熱いメッセージ。

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変えてゆく勇気 「性同一性障害」の私から のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月15日

    私たちは「多数派」の中で生きていると勘違いしているから、「少数派」に寄り添うということを、どうしても「そこまでするか」となってしまう。
    でもこの本の「フツウは多様」というところでハッとしました。一発殴られたような気持ち。
    みんな顔も声も性格も違うじゃないか。
    多数派って何だよ。基準なんてないじゃない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月02日

    長らく読みたい本リストに入っていながらそこに安定してしまっていた一冊。読めばいい本であることがわかっていたからかな。そしてそのとおり、さわやかな、勇気がわいてくるようないい本だった。
    上川あやさん。彼女が世田谷区議選に出ると報道され話題になった頃は、ちょっとした衝撃だった。自分も彼女のような性同一性...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月23日

    幼い頃から自分の身体に違和感をもっていた著者は、二七歳のとき「男性」として生きることをやめ、やがて「女性」として暮らすようになった。
    今、さまざまな困難を抱える人々の声を聴き、見過ごされがちな問題を可視化するために発言をつづける。
    誰もが自分らしくのびやかに暮らせる「寛容な社会」を創るための熱いメッ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月06日

    ジェンダーの問題でなくても、弱い立場の人に寄り添い続けるという姿勢がかっこいい上川さん。政治に対する考え方が参考になった。
    トランスジェンダーの当事者として自分のことだけでもたくさん困難があったのに、さらに政治家になって社会を変えたい、自分以外の人のためにも働きたいと思えたところをとても尊敬する。

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    Posted by ブクログ 2013年09月21日

    世田谷区議として活躍しておられる上川さんが性同一性障害と向き合い、乗り越えていかれた半生。
    セクシャルマイノリティーだけではなく、様々な問題に真摯に取り組まれていらっしゃる様子が詳細に書かれていました。
    とても素晴らしい議員さんだなと感じた1冊です。

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    Posted by ブクログ 2010年09月29日

    2003年、世田谷区議会議員選挙に出馬し、当選した上川あやさん。
    生まれたときから自分の性に違和感を感じていました。
    「性同一性障害」の自覚を持つまで、自分を肯定することができず、悩み苦しみます。

     親、兄弟、学校の友達……。本当に大切な人たちだから、本当の私を知ってほしい。でも、大切な人だからこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年06月20日

    性同一性障害を公表して世田谷区議会議員に当選した上川あやさんの著。自身の生い立ちや、行動への葛藤など人間として共感できるものがたくさんある。『声を上げないことは存在しないことと等しい』という現実を見つめて行動する著者の勇気に拍手。

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    Posted by ブクログ 2011年04月11日

    カムアウトしたり活動したりする人は、「強い人」で「すごい人」なんだと思ってた。
    だけど、なんだ、やっぱり怖いんじゃん。
    それでも、闘ってくれてるんじゃん。
    そんな当たり前のことを、改めて思い知る。

    自分以外のマイノリティも視野に入れて考えられる人にこそ政治家になってほしい。
    セクマイの中に当然のよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月15日

    ただGIDについて書くのではなく、マイノリティの実存と、法や行政を変えていくための実際的な手段や権利が示されている。議員という立場に即した書き方で良いと感じる

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    Posted by ブクログ 2013年06月12日

    授業のレポートの参考文献として読んだ本。

    どこかで見た名前だなと思ったら過去の授業で性同一性障害を扱ったときに紹介されていたんだわ。
    二年ぶりに再会というわけでした。

    最初の方はエッセイみたいだなと思って新書という形をとらなくてもよかったのでは?と思った。
    政治家なのは知ってたけど政治家になる人...続きを読む

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