ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
厚い大気の層と穏やかな海を持つ地球。中巻では生命の誕生という地球史最大の謎に迫る。海で生まれた小さな生命は、光合成、呼吸、多細胞化、有性生殖といったさまざまな仕組みを獲得し、ついには重力や乾燥した大気をも克服して陸上に進出する。一方、磁場の形成や地球全体が凍結した氷河時代、オゾン層の形成など、地球環境も変化を重ねてきた。「生命の惑星」地球と生物が共進化するダイナミズムを追う。
アプリ試し読みはこちら
1~3件目 / 3件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
地球の歴史の中間では、生命が誕生して繁栄し、一方で何度も大量絶滅を繰り返すという凄まじい歴史が語られる。全球凍結したり、ホットプルームが吹きあがって巨大な火山爆発があったりしたが、生命はしぶとく生き残った、偉い!
中巻は、生命の誕生と進化が中心で、先カンブリア紀から古生代までが扱われる。その中では、地磁気の発生によって、生命にとって有害な太陽風などの高エネルギー粒子の地表への到達が防がれるようになったといった地学的な要素も絡めて記述されるので、目先が変わったり、地球と生命の共進化という新鮮な考え方が示され、飽...続きを読むきることがない。スノーボールアースと呼ばれる全地球凍結の時代や様々な要因による大量絶滅があっても生命がしぶとく生き延びたことなども記述される。地球環境は、ネガティブフィードバックが働いて恒常性が保たれる場合と、ポジティブフィードバックにより変化が亢進する場合があり、一見強固なようで、実は脆弱なものという印象を受けた。
宇宙規模の壮大な上巻がとても面白かったのに対して、中巻は地球規模の話になっている。スケールダウンだけど、でもそれなりに面白い。 地磁気や巨大火山に見られる地学的な歴史と、生物の誕生以降の二酸化炭素濃度の変動やらが相互に影響を与えながら共進化するさまが語られる。 生物に関する記述はややノリが悪いという...続きを読むか教科書的な記述になっていて退屈なのだけど、地学・地球科学に関する部分は専攻だけあってグルーブ感がある。それは少し残念ともいえるけど、でもこういう学際的な本である以上、多少の濃淡・ムラはしかたないのでしょう。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
地球の歴史
新刊情報をお知らせします。
鎌田浩毅
フォロー機能について
「中公新書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
首都直下 南海トラフ地震に備えよ
一生モノの英語勉強法 「理系的」学習システムのすすめ
一生モノの英語練習帳 最大効率で成果が上がる
一生モノの受験活用術――仕事に効く知識とノウハウ
一生モノの超・自己啓発 京大・鎌田流 「想定外」を生きる
一生モノの物理学――文系でもわかるビジネスに効く教養
一生モノの勉強法 京大理系人気教授の戦略とノウハウ
試し読み
火山はすごい 千年ぶりの「大地変動の時代」
「鎌田浩毅」のこれもおすすめ一覧へ
▲地球の歴史 中 生命の登場 ページトップヘ