葉っぱはなぜこんな形なのか? 植物の生きる戦略と森の生態系を考える
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葉っぱはなぜこんな形なのか? 植物の生きる戦略と森の生態系を考える

1,265円 (税込)
632円 (税込) 5月30日まで

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人気の樹木図鑑作家が初めて書いた、植物と自然界にまつわるエッセイ集。木のことが全然わからなかった大学生の頃に始まり、樹木図鑑を作るようになった経緯、そしてそこから見えた自然について、あますことなく書き下ろした一冊です。森を歩き、葉っぱを集めてスキャンしたことで養われた観察眼、また、動物との出会いを通して身につけたことなど、生き生きと綴られています。たとえば、なぜ葉っぱにはギザギザがあるものとないものが存在しているのでしょうか? また、花の色はなぜいろいろな種類があるのでしょうか? シカが食べたヒイラギの葉はどんな様子になっているのでしょうか? こういうことはすべて、植物の「生きる戦略」に関わっているのです。そして自然界には、人にはわかりにくい事象が満ちています。植物たちの生き方について、さらには虫や動物も含めた生態系についてまで、本書では謎を解いていきます。性格がわかる(かもしれない)「葉の心理テスト」と「花の心理テスト」も掲載!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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葉っぱはなぜこんな形なのか? 植物の生きる戦略と森の生態系を考える のユーザーレビュー

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    購入済み

    おもしろかった

    「人間は、自らが生き残るために、紅葉や自然の色を美しいと感じる本能と感性を備えている」
    つまり、人間にとって都合のよいものを美しく感じるというわけだ。
    美しいと思うものが一致する人は価値観も一致するかもしれない。
    かといって、それでうまく行くかどうかはわからないのが難しいところ。

    0
    2022年08月16日

    Posted by ブクログ

    タイトル通り「葉っぱはなぜこんな形なのか?」という考察も面白かったが、樹木に魅せられた人の、人生、就職や仕事としても面白かった(『バッタを倒しにアフリカへ』を読んで面白かった人はこの本も楽しめると思う)。
    葉っぱの「ぎざぎざ」がないツルッとした葉は温かい地域に多く、沖縄と北海道の人だと、どちらが見慣

    0
    2021年09月07日

    Posted by ブクログ

    この本を読んでしまうと、著者の樹木図鑑(複数ある)を読んでみたくなる事間違いなし。

    個人的な希望として、北半球・南半球それぞれの針葉樹・広葉樹の歴史的変遷・勢力についても触れてもらいたいと思っている。


    0
    2019年09月03日

    Posted by ブクログ

    園池公毅の『植物の形には意味がある』は大変面白かったのだが、裸子植物の葉っぱについては書かれておらず、裸子植物の葉っぱがなぜあんな特殊な形なのか書いてある本はないかなあ(一般書で)と思っていたら、これには書いてあるようなので喜んで読んだ。
    『植物の形には‥‥』はいかにも学者らしく、仮説を立て、観察・

    0
    2019年08月19日

    Posted by ブクログ

    図鑑を編集されてる方の豊富なフィールドワークから得られた鋭い観察眼と考え方は大変興味深かったが、「僕はこう考える、科学的にどうなってるかは知らない」というスタンスで本が進むことに違和感を感じた。

    著者曰く、科学的知見とは異なることや間違ってることが含まれてるかもしれないが、本書は論文でも知識紹介本

    0
    2020年03月19日

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