「影の総理」と呼ばれた男 野中広務 権力闘争の論理

「影の総理」と呼ばれた男 野中広務 権力闘争の論理

913円 (税込)

4pt

4.3

2018年1月に逝去した政治家・野中広務の生涯。政敵とは徹底的に闘う、強面のイメージが強かった。だが、その一方で、戦争を憎み、沖縄に寄り沿い、平和を愛した政治家でもあった。その素顔に迫る。

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「影の総理」と呼ばれた男 野中広務 権力闘争の論理 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    【愛のない社会は暗黒であり、汗のない社会は堕落である】(文中より引用)

    戦後保守政治の体現者であると同時に、時に「旧体制」の代表のようにも目された野中広務。弱者に寄り添う姿勢を常に保ちながら、同時に「政界の狙撃手」とも呼ばれた複雑な人間像に迫る作品です。著者は、日本テレビで総理官邸クラブのキャップ

    0
    2019年06月12日

    Posted by ブクログ

     戦争を知り、部落差別を知るという昭和日本の暗黒面を体現した政治家。この本では、たたき上げの存在として野中広務を描き、エリートに対置している。
     人がいかに歪み、いかに足掻くか。その生々しい軌跡である。そして平成日本が遠ざけてしまった人の生々しさである。

    0
    2019年01月28日

    Posted by ブクログ

    戦争は二度と起こさない。弱者を決して見捨てない。そのためならば平然と友を敵に回し、敵を友とした―権力闘争を挑み続け、「影の総理」「政界の狙撃手」と恐れられた男。硬と軟、恫喝と懐柔―強面の政治家が生涯を賭けて守ろうとしたものとは。

    0
    2019年06月02日

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