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親会社の変遷と、募る球団への不信感。ホエールズ時代を知る盟友たちが次々と去る中、クジラの伝統を守ろうと、最後までもがき続けたオバQこと田代富雄。運命に翻弄されてなお輝いたその野球人生。
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Posted by ブクログ
毎度毎度赤坂英一さんの取材力と筆致には感服してしまう。田代、高木由一、ボイヤー氏が魅力的に描かれ名前しか知らなかった人物に少し触れられたのも大収穫。田代の苦悩や努力が報われてほしかった…。
大洋ホエールズ最後の強打者にして、横浜ベイスターズの監督代行、湘南シーレックス(かつてのベイスターズの二軍)監督などを歴任した田代富雄。 現役時代は滞空時間の長い美しい放物線を描くホームランを、幾度となくハマの夜空に打ち込んだ。 朴訥で激しい自己主張をしない田代だったが、元大リーガーの名三塁手ク...続きを読むリート・ボイヤーの懇切丁寧なアドバイスにより、その才能を開花させる。ボイヤー帰国後は、その後継者としてサードのレギュラーを勝ち取る。 引退後は指導者として、今や球界を代表する強打者を何人も育て上げた。 金城龍彦、内川聖一、村田修一、吉村裕基、下園辰哉、梶谷隆幸、そして、筒香嘉智。 皆が異口同音に答える。「田代さんには、本当にお世話になった」 いつも一生懸命なのに、どこか抜けたところが憎めない性格から、ついたあだ名は「オバQ」。 田代富雄は、ハマの財産だ。 いつの日か、ハマスタに帰ってきて欲しい。ベイスターズのユニフォームに身を包んで。 全てのベイスターズファンが、待ち望んでいる。
田代さんが ドラムを演ったあと ギターに転向し 最初にマスターした曲は「ときには母のない子のように」( ´ ▽ ` )ノ
地味な選手という印象しかなかったが、なぜか気になる打者だった。 2軍監督から1軍監督代行になったあたりの苦悩はマネジメントの立場で共感できた。 上に支える身は優れた打者も同じなんだな、と。
オバQ、大洋。何もかも懐かしい。◆それにしても愛のない親会社は…◆松原のホエールズで優勝したかったというのは名言。
田代富雄。大洋ホエールズに入団し、ホームラン打者として活躍。ゴツイ顔と「オバQ」というニックネームで人気を集める。現役引退後もコーチとして大洋、横浜球団に在籍する。 はっきり言って、単行本1冊で紹介するほどの実績や人気を持ったスーパースターではないし、遠慮がちで地味な性格。なぜ、この人を取り上げた...続きを読むのか不思議だ。しかし、読んでいるうちに、だんだんとわかってきた。 田代選手の引退後の経歴を追うことで、現在の横浜ベイスターズという球団がいかにずさんな経営で、監督だけを変えればなんとかなるという安易な考えしか持っていなかったことがよくわかる。 シーズン中、球団は監督をクビにして、二軍監督だった田代を代行監督に就けるが、新監督をバックアップする環境を作ることなく、海面下では次の監督を探す。当然、そんなチームが成功するはずもなく、物言わぬ我慢の人であった田代も球団を去る。 本書は田代富雄選手にスポットを当てながら、球団経営の失敗学を描いている。
大洋ホエールズの主砲として活躍した「オバQ」田代富雄の現役時代とコーチ、監督代行時代のエピソードをまとめたノンフィクション。 ホエールズ→ベイスターズと続く球団の低迷の背景が感じ取れる内容だった。
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最後のクジラ――大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生
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赤坂英一
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