キャラ化するニッポン

キャラ化するニッポン

770円 (税込)

3pt

「萌え」にはじまり、日本のキャラ化は進化するばかりである。現在ではコスプレ系ひとつとってみてもオタク・コスプレイヤー・ニート・引きこもり・ロリコンなどキャラの多様化はめざましい。懐かしいマンガやアニメのキャラクターからはじまり、ディズニーやキティなどキャラクター商品を80%以上の日本人が所有している。そして、あらためて驚くのは大人の所有率の高さだ──。

...続きを読む

キャラ化するニッポン のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年01月19日

    日本人が「仮想現実」とどのような関係にあるかを「キャラ」を通して解き明かす本
    最近の日本人は生身の現実よりもバーチャルな「仮想現実」にリアリティを感じる傾向が強い

    キャラクターの効能やら日本における位置づけは理解できるのだが、キャラが先行しすぎていて押し付けがましく強引に論理を組み立てている感じが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    物事をリアルで捉えるのではなく、それを記号化したもの=キャラとして接する人が増えている。というよりも日本社会全体がその傾向が強いと著者は訴えている。キャラクターグッズというものが潜在的に抱えている意味までは理解でき内面もあるが、なかなか興味深い一冊。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    蛯原友里が「蛯原友里」と「エビちゃん」を使い分けているという説明だけで言いたいことはわかった。それに自覚的であり、われわれもそれをわかったうえで話しているという意味で、一般化されてきているわけね。

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月24日

    前半のキャラクター分析(日本人とキャラクターの関係など)は面白かったが、今の時代に読むにはちょっと古すぎた。

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月22日

    「セカンドライフ」とか「ケータイ小説」なんて言葉が出てくると、正直ずっこける(笑)。出版されたのが2007年という懐かしさ。

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月02日

    生きることに必死になり過ぎるから、そのエネルギーが、結果的に、自分の首を絞めることになる。
    キャラ化という現象も、そういう生きること、関係することの必死さが伝わってくる。「それしかない」という生き方は、どうしても苦しいものだと思った。

    0

    Posted by ブクログ 2011年03月13日

    「○○キャラ」というようにキャラによるパーソナリティの決定が最近多いなと感じてこの流れは何だろうと思って手にとった。

    正直、人を「○○キャラ」という風に規定し、その通りの言動をしないとキャラと行動が一致しないなどという会話にやや下らなさを感じている。人間はそんなに単純ではない。

    一方で、「キャラ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    まさに私『かふぇもか。』の事が言われていてドキッとした著書。その意味で自分は今を生きる若者で同時代に順応してんだなーって思った。ケータイ小説の章に惹かれて読むも調べたい事とあまり関係なかった。それにしても社会学科に入ってから筆者の経歴が大分気になるようになった。これはいいことですね、きっと。小泉元首...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年06月27日

    戦後、キャラクターが売れる時代になり、人間自体もキャラを演じるようになったことを書いている本。コミュニケーションの中でもキャラを演じることが果たしてよいことのだろうか?

    0

キャラ化するニッポン の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社現代新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

同じジャンルの本を探す