→ぱすてるぴんく。

悠寐ナギ / 和錆

ぼっちの高校生軒嶺緋色には彼女がいる。ブログのコメント欄から恋を芽吹かせ、ビデオ通話で愛を育んだ"ネット彼女"の楢山スモモ。新年度初日。クラス替えも静かに乗り切り、素早く帰宅した緋色だが、彼の前に、ここにいるはずのない少女が現れた!! 画面の向こうのかわいい彼女が、ぼっちの殻をぶち壊す! 本当に大事にしたかったのは、大切な人? それとも……。痛くて痒くてそれでも進む、炎上系スマホラブコメ!!

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 男性向けライトノベル / 講談社ラノベ文庫
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: 講談社ラノベ文庫
• 電子版発売日: 2018年05月02日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 23MB

[nanjyo · ★★★★☆]

ネットリテラシー

うむ。
仕方無いよね。
こう云う時代だし。
それに切り込んでるのは評価出来る。
そして、文章構成もストーリーもそこそこ満足。
草の根時代から知ってる者からしてみると興味深い話。
次巻を読んで改めて評価したいと思う。

[ブクログ · ★★★★☆]

主人公の軒嶺緋色は、ぼっち生活を送る暗い高校生。中学時代の悲しい結果になった恋愛を引きずっています。でも、ネットで知り合い、ネット上で恋愛を育んでいる1歳年下で、遠く愛媛に住んでいる楢山スモモという彼女がいて、スカイプのビデオチャットで楽しんでいます。緋色が高校2年生になった時、ネット彼女が突然緋色の家に来て、緋色と同じ高校に入学することになり、一人暮らしを始めると言います。ネット彼女からリアルな彼女になり、二人で同じ高校に通うことになります。同じ高校に通う緋色の元カノの花菱渚も絡み、ちょっとイタい恋愛ストーリーが展開されます。スモモの天然な行動にドキドキハラハラしながら、楽しく読めます。

[ブクログ · ★★★★☆]

4.2
後半の結末がアツイ。ネットでの黒歴史だとか、ラインとかでの告白とか、ミレニアム世代で共有されがちなテーマを題材としていて凄い面白かった。作者は自分と同世代。頑張らねばなという気持ちが強くなりましたね。