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毎日アッパッパー姿で会社に行き、仕事の合間に1.5Lの紅茶を飲み、帰りは商店街をふらふら歩く。検索やノート集め、炭水化物、サッカーをこよなく愛し、からあげ王子に思いを馳せ……。日々のささやかでどうでもいい出来事を"マヌケ面白い"視点で綴る、超庶民派芥川賞作家による脱力系初エッセイ集。
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Posted by ブクログ
びっくりだ。こんな人がいるなんて。 これだから本は面白い。 『やりたいことは二度寝だけ』・・・ なんて正直なタイトル。 初めての作家さんでエッセイから読ませてもらうのは 初めて。 本屋さんで手にした私に 「買っておくれー」「読んどくれー」と言われている みたいで買ってしまった。 妖精本や昆虫の...続きを読む図鑑を眺め、 ドラクエをこよなく愛し、 歳をとるごとに信心深くなり、 歳を重ねるごとに炭水化物が好きになり、 ノート好きだが裏紙でないと安心して書けず、 手製の裏紙メモ帳作りに精を出す。 中でも「大人とお片付けの歌」はめっちゃ笑った。 この人に会ってみたい、友達になりたいと思わせる庶民的な感じがする津村さんのやさしい日々を綴った一冊で、一気にファンになてしまった。 先日、本屋大賞が発表されたが、 2位の『水車小屋のネネ』の作者がこの人だと 知ったときはびっくりした。 さっそく買ってきた。評判は上々。楽しみだ。
◆どうしてそういうことが好きなのかわからないし、説明できる必要もないと思うのだけど、やっぱり人間が生きているということはそれだけで興味深いし、見ているだけで時間が過ぎてゆく美しいことなのだろう。 ◆これからはちゃんと高校野球を見ると思う。今もテレビで見ている。もう二度と見ることが叶わないかもしれな...続きを読むい、名前もおぼつかない彼らが、ただ野球をし、見る者の在り方を問いただす。
とにかく1つ1つが短くて、内容も他愛なくて、たとえ「本」を読む気力や時間がない人でも心地よく読めてしまうような、読者にとってはハードルの低い本ですが、実はそれこそが手ぬかりなく整えられた、筆者による気づかいであり心づかいなのだと分かると、さすがだな、嬉しいなと感じ入ることができる2度美味しい本でした...続きを読む。 読んでいるとクスッと笑ったり、あ〜分かる分かると共感したり、へぇーそんな事を考えるのかと面白がったり、急に自分の小学生時代をしみじみ思い出したりします。あとがきにもありますとおり、それがたまに会う友達と気兼ねなくおしゃべりする感じと似ており、同じようなデトックス効果があるように感じました。
面白すぎる。低めの温度で日々のあれこれについて話している。この抑制されたユーモラス、本当に面白い。自己肯定感低そうなところ、自分と重なっていよいよ愛読書。
初読み。『二度寝とは、遠くにありて想うもの』をレビューで知って興味を持ち、その前編となる本書を購入。芥川賞作家の力の抜けたエッセイを楽しんだ。そして、著者の友人ネタを読んで、三浦しをん嬢のエッセイと共通するように感じた。小説もエッセイも上手い。芥川賞や直木賞を受賞する実力がある作家であるからこそ、エ...続きを読むッセイも売れるということに今更ながら思い至った。著者の小説もぜひ読みたい。
『ポトスライムの舟』で知った津村記久子さんのエッセイ集 独特の視点と語り口調で、ふとした瞬間に手に取りたくなる作品 特にお気に入りなのは 「いっそ妖精ということで」 →日常生活でたまに出会うびっくりするような人や現象はもうそういう妖精がいるんだということにしとこ?という大胆な諦め方が気持ちいいし、実...続きを読む際そう思うといろいろなことを流せるように思う 「何者なのだアレックス【「毎日スペイン語 エリのドキドキ☆スペイン留学」の感想】」 →語学の勉強あるあるのその設定無理じゃない?という会話例へのツッコミ集 「数珠のようなものと弟」 →津村記久子さんの弟さんとのお話。弟さんと弟さんの勤め先の入居者さんとの関係や津村さんと弟さんの関係がなんだかさっくりしてていい
筆者独特の観察力が詰まったエッセイでなんだかいっきに読んでしまった。 津村さんの感性はなんだかとても良いなぁと読んでて感じました。 杭全神社の読み方を初めて知った。
程よい庶民派(?)な貧乏性ぶりと、世の中のことに割と淡白で淡々と検索して「へー」と感じたことを活字にしている、そんな感じが所々本業の小説作品とも重なって絵面を想像してしまう。 表紙裏の解説文には「アッパッパーみたいなのを着て」という部分を取り出して「脱力系」と称されているが脱力系、という表現ともまた...続きを読む違うかな。アッパッパーなる言葉はこの本で初めて知りました(笑
まだ読み途中ですが、本当どうでもいいようなくだらないことが書かれています。それがとても脱力というか、くだらねえ〜と言いながらニヤッとしてしまう瞬間があります。何もしたくないけど何かしなきゃと相反する心境にあっても、力まず読めてダメな自分をこれでいいのだと受け入れさせてくれる安堵感のような感覚もあるか...続きを読むも知れません。読めてなくても同じところを何度も読んでしまっても、誰にも叱られないそんな感じのする本です。このままダラダラ読んで行こうと思います^ ^
面白かったです。すごくどうでもいい事ばかりですけど、とても落ち着きます、読んでいて。 こんなどうでもいい事で良いんだ…ってちょっと気力が戻る感じです。非難の言葉ばかりが目に付く日々に疲れるので、津村さんのエッセイ心地良いです。 どうでもいい事だけど、でも心に残らないかというとそうではないのですごいで...続きを読むす。小説もエッセイも絶妙だなぁ。 『「女が働くということ」についての原稿』の、「わたしには、わたしが稼いだお金で、こうやって遊べてて、それが大事やと思う」という津村さんのご友人の言葉良かったです。 高校野球のお話と、数珠のお話も好きでした。 「今年も、劇的な成長など期待せずにやっていこう。」
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水車小屋のネネ
つまらない住宅地のすべての家
アレグリアとは仕事はできない
ウエストウイング
エヴリシング・フロウズ
君は永遠にそいつらより若い
子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答
この世にたやすい仕事はない
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