流

968円 (税込)

4pt

一九七五年、台北。内戦で敗れ、台湾 に渡った不死身の祖父は殺された。誰に、どんな理由で? 無軌道に過ごす十七歳の葉秋生は、自らのルーツをたどる旅に出る。台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。激動の歴史に刻まれた一家の流浪と決断の軌跡をダイナミックに描く一大青春小説。選考委員満場一致、「二十年に一度の傑作」(選考委員の北方謙三氏)に言わしめた直木賞受賞作。<解説:ロバート・ハリス>

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流 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これはおもしろかったですよ!
    今まで中国と台湾と日本のことを知らないで、のほほんと生活してました。
    いろいろな面で勉強になりました。

    0
    2024年03月05日

    Posted by ブクログ

    たまたま台湾旅行後に台湾が舞台のこの本を父から薦められました

    すっかり台湾ファンになっていたから作品の舞台の台北の街の熱気も、登場人物たちのパワーも鮮明に浮かんできて、また今すぐ台湾行きたくなってしまいました
    生きる力強さ、大好き!

    0
    2024年02月21日

    Posted by ブクログ

    中国語の名前が厄介だが、一応おもな登場人物が最初に記載されているので助けになった
    時代背景も見事に描かれて表現力も高く、ユーモアもたっぷり
    他の人に勧めたくなる

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    祖父の死の謎や様々な伏線でリーダビリティを確保しつつ、超自然的な現象で展開コントロールした上で、歴史、国、血脈と「私」といった文学上のテーマをぶつけてくる。巧みだし面白かった。

    0
    2023年01月06日

    Posted by ブクログ

    戦後の台湾を舞台にしており、歴史小説かと思いきや、主人公の秋生の成長を描いたジュヴナイル小説であるなと感じた。

    台湾と中国との関係の複雑さを効果的に用いられるのは、作者東山氏が、中国人の両親を持ち、台湾で生まれるというルーツを持っているからだろう。

    0
    2022年12月10日

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ作家。直木賞の選評で絶賛されていたから。
    最初中国名がなかなか手強くて、ページが進まなかったんだけど、中盤からぐいぐいと面白くなっていった。
    祖父殺しの犯人探しという大きな話しの中に、主人公の青春時代の恋やけんかや兵役があり、家族の騒々しい生活がごったまぜになって、でもその背景には大陸と

    0
    2022年10月08日

    Posted by ブクログ

    面白かった!文句なしの青春小説。軽快。登場人物の名前の読み方が覚えられない点だけ文句をつけたい。70-80年代の台湾が舞台なのもなんだかエネルギーに溢れててよかった。

    0
    2022年07月30日

    Posted by ブクログ

    抗日戦線やその後の国共合作の崩壊を掻い潜って生き延びた祖父を持つ主人公が、ヤクザな友達や幼馴染み、近所の年寄りたちなどに囲まれて成長していく話。
    この祖父が何者かに酷いやり方で殺されてしまって、その犯人探しをするようなしないような、大学に行くような行かないような…の若者特有の「もうあんたはいったいど

    0
    2021年10月11日

    Posted by ブクログ

    1975年以降の台湾を舞台にした若者の青春小説であり、祖父を殺した犯人を巡るミステリでもある

    以下、公式のあらすじ
    -----------------------
    一九七五年、台北。内戦で敗れ、台湾 に渡った不死身の祖父は殺された。誰に、どんな理由で? 無軌道に過ごす十七歳の葉秋生は、自らのルーツ

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    中国と台湾、戦争と今、青春、血、
    など色んな物が出てきて飽きなかった。
    大陸の人達の気質はやっぱり違うのかなぁ。

    0
    2024年03月04日

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